clock 2021. 3
2021.3.11
3.0℃〜16.5℃。昨日に引き続き、春本番のお天気に。外気が快適です。

2万2千人を超える人々が犠牲になった東日本大震災から10年。東電福島第一原発の事故で故郷に戻れずに避難生活をしている人は、まだ3万5千人以上いらっしゃるのだそうです。被災された方々の悲しみと苦難に思いを寄せながら、またこの日を迎えました。

さて今日は、午前中に児童自立支援施設整備室長と次長が、予算委分科会での答弁の補正文書を携えて来訪。やっと、議論の出発点に立った感じです。

なお午後は、長年手塩にかけた盆栽をお預け下さっているご近所のTさんが立ち寄られ、ご指導いただきながら五葉松の植え替えに挑戦しました。
また、まるでその作業が終わるのを見計らっていたように、午前中とは別の子ども青少年局幹部が姿を見せました。

2021.3.10
6.5℃〜17.5℃。好天で、暖かさが一段と増しています。もう戻りはない?

予算委員会分科会で発言した一昨日と昨日は、さすがに大泉緑地を歩くゆとりがありませんでした。3日ぶりとなった早朝散歩で、鈴なりの花が満開のカンヒザクラを撮影。ソメイヨシノのつぼみはまだ固いようですが、ユキヤナギの白色がこんもりし、レンギョウの黄色も目立つようになってきました。我が家のボケも今年はたくさん咲いてくれそうです。

●反響大きかった「児童自立支援施設」をめぐる議論
さて、児童自立支援施設をめぐる昨日の議論には、市民の皆さんの関心も集まっているようです。実際、予算委員会第2分科会が開かれた委員会室の傍聴席(10席)は満席で、別室でモニター傍聴をされた方を含め、合計21人の市民が市役所まで足を運ばれました。そのお一人から、感想のメールが届いています。
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▼きょうは、ありがとうございました。とても勉強になりました。やっぱり、堺には長谷川議員がいてくださって良かったと心から嬉しい気持ちになりました。ほんとうに不平等条約だとわたしも思いました。寮舎建設の件ではずっとモヤモヤしていたので、長谷川議員のお陰で久々にスカッとしました。当局の職員があんなに困っている様子も初めて見ましたが、もう決まったことと思っているのがよく分かりました。永藤市長は大阪府(維新知事)の言いなりで、少しでも堺市民の側に立つ気は無いということがよく分かりました。いくら維新の市長でも、もう少しは堺市民の立場に立った意見があってもいいでしょうにと情けない気持ちにもなりました。
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この他、「ブログをFacebookに転載したい」とのお申し出があり、『泉北コミュニティ』のweb版に記事が掲載されていると知らせて下さった方もありました。

※Facebook https://www.facebook.com/maeda.junichi

※泉北コミュニティ https://www.community2525.net/%e5%ba%9c%e3%81%b8%e3%81%ae%e8%b2%a0%e6%8b%85%e9%87%91%e6%94%af%e5%87%ba%e3%81%af%e5%9c%b0%e6%96%b9%e8%b2%a1%e6%94%bf%e6%b3%95%e9%81%95%e5%8f%8d%ef%bc%9f%e3%80%80%e5%85%90%e7%ab%a5%e8%87%aa%e7%ab%8b/

なお、今日は午前中に予算委員会の理事会が開かれたので登庁。総括質疑と討論での発言通告もしました。私の発言は、おそらく15日(月)になると予測されます。

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2021.3.9
3.5℃〜14.5℃。お昼前後はしっかり晴れていたようですが、曇りがちの模様。

今日の予算委員会第2分科会での議論は、他の議員の皆さんにも注目いただけたようです。2枚の写真でお分かりのように、発言席のまわりの人たちの視線がパワーポイント資料を映し出すスクリーンの方向に集まっています。
発言の持ち時間は15分でしたが、市当局が答弁に詰まって2度の休憩。およそ1時間半ほどの議論になったでしょうか。

●府との協議で課題多い、児童自立支援施設の建設費負担や事務委託
議論の俎上の乗せたのは、堺市が児童自立支援施設の独自整備を取り止め、従来どおり大阪府に事務委託するに当たって求められた新寮2棟の建設費負担金のこと。

まず、この負担金支出の根拠となる地方財政法第27条について質しました。府財産となる建物の建設費を堺市が負担するためにこの法律に基づくことにしたようですが、適用にあたっては様々な条件があります。それらをクリアできるかを確かめたところ、市当局は答弁に詰まり、担当課長(準備室次長)と局長の答弁が食い違うなど、私の疑問に対する説明がまったくできませんでした。

また、もう一つの負担根拠として府と交わした合意書の取り決め内容についての質疑でも、果たして本当に「20人」という定員が確保されるか、さらなる追加負担があるかどうかなど「不明なことだらけ」だと指摘。これについても、市当局は明確な答弁をできなかったのです。

そもそも、この施設は児童福祉法や地方自治法の規定で、都道府県と政令指定都市に設置義務があります。ところが、設置している政令市は大阪、神戸、名古屋、横浜の4市だけ。その他はすべて府や県に事務委託しています。
堺市が独自整備することになったのは、2006年の政令市移行時に「5年内に整備する」旨の確認書を交わし、橋下知事時代に「整備しないなら委託更新しない」と攻められたからです。
なのに、維新市長になって方針転換。政治的対立構造に翻弄されるなかで、真に正しい道筋を見極めるべく、さらに議論を続けるつもりです。

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2021.3.8
7.0℃〜13.1℃。夜半から降り始めた雨が昼前まで。夕方から気温下降へ。

今日の予算委員会第2分科会で私が指摘したのは、支援学級の児童たちの学びをサポートする介助員さんの報酬のこと。

支援を要する児童の増加に伴って介助員の数も増え、報酬予算もほぼ年々増額されてきました。来年度も金額的には増えているものの、市教委が要求した「199人」を配置するのに必要な額が削られ、配置数では今年度を下回ることになります。

実は、その背景には介助員の人材難があって、実際の配置実績から厳しい査定が行われたのでは、と推測されます。堺市の場合、応募資格が「教員免許、保育士、介護福祉士、ホームヘルパー等の資格を有する方」と限定されていることも一因だと考えられるのです。最近読んだ『私たちはふつうに老いることができない』という本を片手に、「この本に描かれた障害児を育てる親こそ、優れた介助の実績をもっている」と紹介。資格要件の見直しを提案しました。

また、今年度は年度途中に4千万円近くの補正予算が組まれていることを指摘。「来年度も必要に応じて補正対応をするなどし、介助の仕組みをさらに充実して、支援を要する子どもたちがしっかりと学べる体制を作ってほしい」と主張しました。

ところで、今議会から委員会の発言席にアクリル板が設置されています。(写真)

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2021.3.7
今日は、久しぶりにすっきりと晴れました。5.0℃〜13.3℃は平年並み?

午前中は、いろいろ雑用に追われました。探したい古本があってBOOK・OFFに初めて足を踏み入れ、いまさらながらコミック本の多さに圧倒されました。

さて、予算委員会の準備ですが、文教委員会所管事項のパワーポイントがようやく完成しました。健康福祉委員会所管事項にもとりかかっていますが、なかなかまとまりません。何年も議員をしているのに、結局、直前にならないと議論の筋を見極められないのが悪いくせで、言い換えれば、いつまでも成長できていないということ。追い詰められての「ひらめき」に頼る性格のようです。

2021.3.6
12.5℃〜15.5℃。朝のうちは雨。昼過ぎから気温が下がりはじめています。

ひたすら、月曜・火曜の予算委員会分科会に向けてパワーポイントづくり。お昼前から、雨が降り止んだ大泉緑地を歩いて息抜きに。池端のトランペット演奏と合唱の最終曲は「北国の宿」。かろうじて間に合い、参加させていただきました。

2021.3.5
10.5℃〜14.8℃。止み間もありましたが、終日にわたって雨が続きました。

写真は、昨日視察した市小学校支援学級の授業風景。同校には4つの支援学級(身体障害・病弱5人/知的障害4人/自閉・情緒障害6人×2クラス)が設けられていて、この時限は4学級の合同授業で、学年の異なる児童たちがいっしょに学んでいました。
同校の全児童336人のうち、21人が支援学級に在籍しているのですが、別に普通教室で授業を受けている児童もいます。介助員として勤務される方は3人で、1年生を2人、2年生を1人が担当しているとのこと。校長先生の話によると、「学年が進むと、支援の時間が減少する」のだそうです。

さて、今日は予算委員会第2分科会(産業振興委員会所管事項)。8人の議員が質問に立ちましたが、発言時間が通常の3分2に制限されているため、午後2時27分に終了。私の持ち時間(3日で20分)は、来週の文教委所管事項と健康福祉委所管事項に充てるつもりです。

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2021.3.4
3.5℃〜17.0℃。夕方の大泉緑地。暑くなって、セーターや上衣を次々脱衣。

13年も前のことですが、「堺市が固定資産税の課税を誤って過大に徴収したのに、納めた税金の5年分しか返してくれない」とのご相談を受けました。
下の産経記事のように、18年間に280万円も余分に徴収しながら、返したのは5年分の90万円だけ。地方税法が定めている「時効5年」を盾にして、残り190万円はぼったくりです。
「ヤクザよりもあくどい」と市の対応を批判し、他市の事例などを調べて返還制度を改めるように求めました。
税務部の調査により、大阪、札幌両市は、課税誤りの発生時点から返還することになっていることが判明。横浜、さいたま、静岡、北九州の各市は返還年限を定めているものの、領収書等の証拠書類で確認できれば制限なく返還していました。
実は、この議論の7年前までは堺市にも20年(民法時効)まで返還する制度があったのに、返還額が膨らむことを避けたいために廃止してしまっていたのです。「税の公平性」の観点からも、早期対応すべきだとを厳しく要求。その結果、「市税に係る返還金交付要綱」が策定され、20年前までの過大徴収分が返還されることになりました。

●ふるさと納税の課税誤りで改正
ところが、この要綱の対象範囲が固定資産税だけだったため、2月2日に指摘したふるさと納税をめぐる課税誤りも、5年分だけしか返還できないことになっていました。
13年前の議論を示して改善を求めていたところ、昨日、税務部から「要綱を改正して、範囲を市税全般に拡大した」との連絡がありました。併せて、「速やかに納税者に謝罪・説明のうえ、返還に向けた事務を迅速に進めます」とのことです。

■市小学校の支援学級を視察
さて今日は、午前中に堺区にある市小学校を訪問。支援学級の授業風景や、普通学級での戸外授業、さらに授業の合間の介助員の方の活動状況なども見せていただきました。オリジナル教材を使った楽しい授業に子どもたちが熱中している様子など、予算委員会で議論するにあたってとても参考になる視察でした。

▼産経新聞(2008.9.25)画像クリック→拡大

2021.3.3
4.0℃〜11.0℃。気温もあがり晴れていたのですが、風の冷たい日でした。

今朝、一通のメールが届きました。身体や知的障害のある子どもたちが学校園で学ぶために設けられている「支援学級」のことで、発信されたのは教育に携わっている方のようです。

午後から登庁して、提起されている事情などについて情報収集。予算委員会第2分科会(文教委所管事項)で議論すべき課題だと判断しました。そこで、すでに予定していたテーマに付け加えることを通告。また市教委に依頼して、明日、実際の教育現場を視察することにしています。

とは言え、これまでに議論した経験がない分野のこと。どこまで深めることができるか、不安を感じながらの猛勉強です。

2021.3.2
未明から夕方まで雨。ときには激しい雨音が聞こえました。16.0℃→7.0℃。

目覚めたら雨です。外出はあきらめ、予算委員会の議論準備。過去の質疑を振り返りながら、補足情報なども探しました。

なお、雨が降り止んだ夕方は大泉緑地へ。昨夜の気温が高かったせいか、カンヒザクラの開花が一挙に進んでいます。また、少し離れた場所でヤマザクラが開き、サイクルどろんこ広場脇の桃は満開でした。

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