clock 2021. 6
2021.6.10
「梅雨」なのに晴天続き。アジサイも暑さにあえいでる?20.0℃〜30.0℃。

ここ数日、新型コロナウイルスの新規感染者や亡くなられた方の数を掲載するゆとりがありませんでした。4日分をまとめると、下表のとおりです。
第4波のピーク時に比べれば減っているとは言え、まだまだ油断はできません。クラスターが発生すれば数は増え、亡くなられる方が続くのも気がかりです。

●相次ぐワクチン接種会場での事故
それに、堺市のワクチン接種会場で事故が多発しています。空気注入や一度使った注射針を別人に使用すなど、健康被害を招きかねないミスが相次いで発表されました。今日は、ホテルアゴーラリージェンシーでワクチン保管冷蔵庫の電源が入っていなかったため、456回分を廃棄したとの報告がありました。
ご記憶でしょうが、同会場での電源トラブルは6月1日にも発生して210回分を廃棄。昨日の記者会見で市長が再発防止策の写真まで示したばかりです。お粗末極まる事故の続発。接種拡大を急ぐあまりの安全軽視とならないように求めます。

さて今日は、コロナ感染に配慮して久しく休止していた事務所での法律相談を行いました。司法書士さんとの面談は、相談に来られた方にとって大きな力添えになったことでしょう。

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2021.6.9
快晴です。暑さもぐんと増したため、半袖シャツで登庁。20.0℃〜32.0℃。

今日、中区にお住まいのHさんから、お便りをいただきました。愛知県知事のリコール運動で捜査が進んでいる偽造署名は、なぜ佐賀市で行われたか。佐賀市民はこの事件をどのように受け止めているか。疑問を抱いて調べていて、福岡市の古書店で佐賀市でのリコール運動の記録を見つけたとのこと。
また、その記録書の「あとがきにかえて」という長谷川の寄稿を知って驚かれたそうです。

Hさんは、2017年に堺市民が取り組んだ小林・黒瀬両議員のリコール運動にも参加された方。堺では必要署名数を集められずリコールの厳しさを感じたものの、両議員を辞職に追い込んだ体験は貴重だったようです。

他方、1992年の佐賀市民のリコール運動は、4人の議員の解職を試みるという複雑な署名集めであったにもかかわらず、6万8千を集めて成立。堺市倫理条例を市民の直接請求で成立させた体験を講演させていただいて以来、私も再々運動のお手伝いに伺いました。

Hさんのお陰で、書棚にあったその記録集を読み返す機会を得ました。併せて、日本維新の会の衆院予定候補だった人物が引き起こした愛知県の事件についても考えました。河村たかし名古屋市長がかつて集めた署名簿データが偽造署名に流用された疑いもあるようですが、事実ならとんでもないことです。
ちなみに、小林・黒瀬両議員のリコール運動で集まった署名簿は北区1659冊、西区932冊ありました。そのすべてを記者会見で報道陣に披露した後、請求代表者がクリーンセンター臨海工場に持ち込んで焼却処分しました。またその際、選挙管理委員会の職員にも立ち会いを求めています。(2017.11.8アクション日記)

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2021.6.8
昼前の一時を除いて、ほぼ全日の晴天。19.5℃〜30.0℃。もう真夏日です。

昨日の大綱質疑での2つ目の議論は、男女平等社会促進条例の制定14年を経て、審議会等の女性委員比率がどのように推移したか、市当局から提供を受けた2016年〜2021年のデータ点検です。

●もしかしたら、「頭打ち」?
右の表は、2016年に女性比率40%に至っていなかったワースト36(廃止審議会を除く)について、私がまとめたものです。平和貢献賞選考委員会など8つの審議会等は条例目標を達成した反面、交通安全対策会議は5%という低率のまま。防災会議に至っては、年々女性比率が低下しています。
定数3人程度の審議会等での比率向上は困難を伴うでしょうが、定数が多くても「20〜30%が精一杯」という状況のようです。ちなみに、すべての審議会等の委員中の女性比率は、2016年=37.4%、2021年=38.7%。5年間で1.3ポイント増えただけ。

●比率アップ推進対応の形骸化
推進条例を所管する市民人権局の男女共同参画推進部は、女性比率が40%未満ととなった場合に「理由書」の提出を求めます。市民委員の比率アップをしている倫理調査会も、全体の女性比率は30.8%。その理由書には「市議会議員の選出について、可能な限り女性の推薦を依頼した」と書かれています。
しかし、その依頼文が議会に届いても、正副議長が見た後、事務局のファイルに収まったまま。大多数の議員は当該文書の存在さえ知らされません。また多くの理由書に書かれているのは、「推薦依頼した関係団体に女性役員が少ない」との言い訳です。
答弁に立った市民人権局長は「形骸化」を認め、さらなる取り組みを約束しました。

●根底から問われる市議会の女性議員比率
倫理調査会に限らず、市議会議員が委員に委嘱される審議会等はたくさんあります。議会内で役職を割り振るのですが、現在の女性議員比率は18.8%です。共産党80.0%は別格で、維新の会11.1%、公明党18.2%、自民党12.5%。これでは、「女性推薦」の依頼に応じることができません。私は最後に、「次回選挙の際、各政党は女性候補を増やすべきだ」と主張して、大綱質疑を締めくくりました。

なお、今日は大綱質疑3日目。堺創志会、共産党各1人と、維新議員3人の一般質問がありました。

▼女性委員比率の推移(画像クリック→拡大)

2021.6.7
未明に小雨。昼前まで曇っていましたが、午後は晴れて、20.5℃〜29.0℃。

大綱質疑の2日目。私の登壇は予定時刻より15分早まりました。
通告していたテーマは、「堺市長の倫理に関する条例」(倫理条例)及び「堺市男女平等社会の形成の促進に関する条例」(男女平等社会促進条例)。この議論をすることになった契機は、4月12日の日記に掲載した植松順子さんの朝日新聞投稿です。

●「くじ引き民主主義」に興味あり
倫理調査会の会長を2年間務められた植松さんが市長や議員の資産報告書を審査する同調査会の市民委員に応募した動機は、「欧州で流行し始めた『くじ引き民主主義』を経験してみたい」とのこと。また、「男女比も決められており、女性の意見も反映されると思った」とも書かれています。

●「公正を期して」、抽選で選ぶ市民委員
堺市の倫理条例は市民委員の選任について、「公募に応じたもののうちから、公正を期して市長が委嘱する」と規定し、施行規則で「抽選の方法」で選ぶと定めています。ところが、2002年に男女平等社会促進条例が制定され、審議会等の委員委嘱の際、男女の片方が40%未満にならないように努める旨が規定されました。このため、市民委員7人について、応募者の多い性から4人、少ない性から3人を選ぶことにし、男女別々に抽選しているのです。

●倫理調査会委員の数は、アメリカ映画「12人の怒れる男」を参考に。でも、なぜ「怒れる男」?
1983年制定の堺市倫理条例は、汚職に怒った市民の直接請求によるものです。当時、市民と共に条例案を起草した折、私は陪審制度を描いたアメリカ映画「12人の怒れる男」に感動し、半数の6人を議会委員、それより1人多い7人を市民委員とし、市長の恣意を排除するために「公正を期して」の一語を入れました。
市当局に記録が残る2011年以後の市民委員の応募状況を見ると、男女比率が「4人と3人」に合致する年と、「5人と2人」に合致する年があります。抽選に当たる確率が男女で異なるのは果たして「公正」か。まず、そんな疑問から考え始めました。
他方、なぜあの映画が「怒れる男」だったのかという疑問も以前から抱いていました。およその予測はしていたのですが、映画が制作された1957年頃のアメリカでは女性が陪審員になる権利が奪われていたことが判明。「女性は自分の家と家族の世話が主な義務」とか「刑事裁判の審理での露骨な証言は女性にショック」という男性側の偏見が、その理由だったことも分かりました。
そんな歴史的事実を踏まえれば、男女平等の理念の下、女性参画を推進するに当たって「男性が不利になることはやむを得ない」と、私は思いを改めさせられたのです。(続きは、明日の日記で)

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2021.6.6
未明からの雨が朝まで続き、午後は晴れてくれました。18.5℃〜26.0℃。

朝の雨で出遅れた大泉緑地では、開園時間になっていたカキツバタ園を歩きました。北出入口を抜けると、外側の花弁に紅をさしたサラサウツギが満開です。

さて、今日の大阪府の新規感染者は145人、亡くなられた方5人。堺市の新規感染者は19人(死亡0)でした。
なお、金岡南中学校の集団感染は、生徒27人、教職員2人に拡大。同校では休業を14日まで延長し、全校生徒のPCR検査を実施することになりました。
また、北区の集団接種会場で空打ち事故発生の報告もありました。

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2021.6.5
今日は晴れると期待しましたが、ほぼ一日曇り空でした。17.0℃〜23.5℃。

昨日は雨で休んだ大泉緑地。Dr.ゴリラの眼鏡が変わっていました。(右=6月1日)
午後は、久しぶりに顔を見せてくれて孫たちとビワを収穫し、完熟の甘さを堪能。

大阪府の新規感染者は174人、亡くなられた方は8人。堺市の新規感染者は20人、亡くなられた方はゼロでした。

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2021.6.4
昨夜からの雨が一日中続き、夜になっても止みません。21.0℃〜24.5℃。

市当局から、高齢者のワクチン接種状況と今後の日程について報告がありました。接種希望のある65歳以上のすべての市民に対して、7月中に2回目接種を完了できるとのことです。
また、64歳以下の市民の方への接種券発送が、年齢区分順に6月21日から始まります。@50〜64歳、A40〜49歳、B30〜39歳、C12〜29歳。

今日は、大綱質疑の本会議。まず、維新、自民、創志会、共産の各議員が議案質疑。その後、維新、公明、自民、創志会の議員が一般質問。来週月曜は、共産、長谷川、維新、公明、自民の順です。

さて、大阪府の今日の新規感染者は189人、亡くなられた方20人。堺市の新規感染者は9人でした。堺市ではゼロだった死亡者が、府全体では依然として多数です。

▼ワクチン接種見込み(画像クリック→拡大)

2021.6.3
朝のうちは晴れ。午後から曇り空となり、夕方に小雨が。18.0℃〜28.0℃。

珍しく、6日続きとなった大泉緑地へ。午前中に大綱質疑のパワーポイント仕上げ、午後から登庁。予定答弁を基に各課と協議しました。何しろ答弁を含めての持ち時間が26分ですから、事前に詰めておくしかありません。

さて、今日の大阪府の新規感染者数は226人、亡くなられた方19人。堺市の新規感染者数は20人、亡くなられた方3人でした。
なお、金岡南中学校の感染生徒が累計15人に拡大。このため、明日から6月8日まで、全校を臨時休業することになったと、市教委から報告がありました。

2021.6.2
昨夜、窓を半分開けて就寝。今日は曇りがちの日になり、20.0℃〜28.0℃。

朝早く目覚め、「日の出を見よう」と大泉緑地に出かけたのですが、雲が厚くて二上山付近が明るくなったのを確認できただけでした。
歩いているうちに大綱質疑の議論構想がまとまり、朝のうちに担当課長に質問内容をメール発信。夕方までに、2課から「予定答弁」が届きました。

大阪府の新規感染者数は213人で、亡くなられた方は27人。堺市の新規感染者は17人、亡くなられた方2人です。なお、市立金岡南中学校(北区)で生徒7人の集団感染が判明し、同校は昨日から6月4日まで感染が発生した2学年は臨時休業となっています。

2021.6.1
4日続きの快晴。梅雨前線は南下したままのようです。17.5℃〜29.5℃。

今朝、大泉緑地の木彫りゴリラが変身していました。昨朝までは鬼滅の衣装をまとっていましたが、聴診器を首にかけたドクター姿に。「ヨーキキマスD」の薬液が入った注射器は、「よう効きますで!」とコロナワクチン接種を呼びかけてくれているのでしょうか。

朝から登庁して、大綱質疑に関して担当部課と協議。どうも議論がかみ合わないようです。夕方まで議員控室でパソコンに向かい、パワーポイントスライドをつくりながら質問方法を練り直し。

さて、今日の大阪府の新規感染者は201人で、亡くなられた方は21人。堺市の新規感染者は昨日より増えて15人。高齢者施設でのクラスター発生や北区中学校での複数生徒の感染などによるものでしょうか。なお、亡くなられた方はゼロでした。また、集団接種会場(ホテル・アゴーラリージェンシー)でワクチン保存用の冷蔵庫に電源が入っていなかったため、210 回接種分のワクチンを廃棄する事故があったとの報告も受けました。

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