clock 2021. 9
2021.9.10
終日にわたって晴れました。気温も高く「真夏日」です。21.5℃〜31.5℃。

朝から登庁して、決算委員会理事会に出席。確定的ではありませんが、私の総括質疑は15日(水)になりそうです。先般の分科会で予告したように、東雲公園予定地の建築物で見つかったアスベスト事案を通して、堺市のアスベスト対策についての議論を予定しています。
コロナ対策のため、発言時間はたった8分しかありません。ただ、答弁時間はカウントされないので、丁寧で詳細な答弁を行うよう関係部局に要請し、理事会終了後に環境対策部、建築部、公園緑地部などと協議しました。また、これまでのアスベスト調査結果の保管状況を確認するため、環境共生課、住宅管理課、住宅改良課などに足を運んで調べました。

なお、今日の新型コロナ新規感染者は、大阪府1310人(亡くなられた方14人)、堺市79人(亡くなられた方はゼロ)でした。

2021.9.9
未明からの雨が朝に止み、その後は晴れたり曇ったり。22.5℃〜30.0℃。

今日の決算委員会第2分科会(健康福祉委員会所管事項)で最初に質したのは、児童自立支援施設整備事業費の決算。「事務委託検討に要する経費」として提案して議会が承認した予算を、「新寮舎計画策定業務」という実行経費に充当するのは妥当でしょうか。「釈然としない」と指摘し、流用手続きなども調査の上、改めて説明することを求めました。

次に議論したのは、アスベスト(石綿)検診のこと。2015年から5年間実施してきた環境省の「試行調査」が終了し、昨年度からは「石綿読影精度調査」に変わっています。制度変更によって胸部X線画像の読影後、環境省の二次読影を経て必要な場合にCT撮影を実施することになりました。このため、昨年度からCT受診者が大きく減少しています。
しかし、過去の検診でアスベストによる健康被害が確認された人の中には、X線では見つからなかったのにCT撮影で診断を得た例が多くあります。そんな体験を持つ市民から制度変更への不安の声が寄せられていることを披露。また、尼崎市保健所の調査報告を示して改善の検討を促しました。
「アスベストによる健康影響に関して不安のある人の健康診断結果について」と題するその報告書(『日本職業・災害医学会誌』掲載)には、結語として「石綿関連所見の有所見率は、胸部X線検査に比べて胸部CT検査で有意に高く」「被爆線量等のリスクを考慮したうえで適切にCT検査を取り入れた検診のあり方が検討される必要がある」と書かれています。

※「アスベストによる健康影響に関して不安のある人の健康診断結果について」
http://www.jsomt.jp/journal/pdf/064020074.pdf

さて、今日発表された新型コロナウイルスの新規感染者は、大阪府1488人(亡くなられた方8人)、堺市101人(亡くなられた方はゼロ)でした。

▼決算委員会分科会のスライドと写真(画像クリック→拡大)

2021.9.8
日中に小雨が降り、気温の上昇は抑えられた模様です。24.0℃〜28.0℃。

決算委員会第2分科会の2日目は文教委員会所管事項の審査です。私は今日の発言を控え、明日(健康福祉委員会所管事項)に残りの6分余りを充てることにしました。
なお、今日の新型コロナウイルス新規感染者は、大阪府が2012人(亡くなられた方9人)で、堺市は157人(亡くなられた方ゼロ)。府の死亡者の中には、10代の男性が含まれます。

2021.9.7
お昼前まで晴れて、その後は曇り空に。また下り坂? 21.0℃〜29.0℃。

今日開かれた決算委員会第2分科会で議論したのは、JR堺市駅西側にある東雲公園の拡張予定地(堺区東雲西町一丁)に建つ建築物が抱えるアスベスト問題。
当該建物は5区画(1・2階)に仕切られ、うち2区画は2000年9月と2002年12月に買収済みですが、残り3区画は現在も民間の方が所有し、店舗営業中です。また、2002年3月までは北側に接する建物があって、市が買い入れる際に解体され空地になっています。

●屋根裏に吹付アスベスト
8月31日、この建物の屋根裏(北側庇部分)にレベル1の吹付アスベストがあることを、管理する公園緑地部が発表しました。報告を受けて詳細にヒアリングすると、そもそも3年前にも室内部分の屋根裏を調査して、アスベストが見つかっていることが判明しました。
折板鋼板の屋根裏に耐熱材としてアスベストが使われているのは、建築年から容易に判断できること。3年前、どうして外側部分も調査しなかったのか理解できません。

●北部地域整備事務所の教訓は?
堺市は、2016年6月に北地域整備事務所の煙突解体工事で、アスベスト入りがれきを隣接保育園の園庭にばらまきました。そんな失態を契機に「アスベスト対策推進本部」を設置して、再発防止や市のアスベスト施策の充実に務めてきたはずです。
同本部の事務局を担当する環境局の決算審査にあたって、今回の事案に対策本部がどのように関与したのか、抜かりはなかったかなどの議論を試みました。
民間所有も一体となった建物だけに、対策工事もかなりの困難性を伴います。決算委員会の総括質疑で、公園部局、建築部局もまじえての議論をすることを予告しました。もっとも、9月15日と予想される当日の発言時間は8分しかなく、相当の工夫が必要です。

さて、今日発表された大阪府の新型コロナウイルスの新規感染者は1649人(亡くなられた方6人)。堺市は108人(同1人)でした。休日明けだった昨日の数字をかなり上回っています。

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2021.9.6
就寝時にエアコンを使わなくなって、よく眠れている様子。23.5℃〜30.0℃。

朝から登庁して、環境局や建設局と協議。明日の決算委員会分科会では、アスベスト対策事業について質す予定です。

午後、早めに帰宅して、皮膚科を受診。どうやら、昨日の虫退治で反撃にあったようです。首筋に感じていたかゆみと発疹が上半身のあちこちに広がってきました。帽子、マスク、長袖シャツ、首にタオル、手袋など、万全を期したつもりだったのですが。

さて、今日の新型コロナ新規感染者は、大阪府924人(亡くなられた方2人)、堺市46人(亡くなられた方はゼロ)でした。

2021.9.5
午前中は雲もありましたが、午後から晴れて気温上昇。22.0℃〜30.5℃。

裏路地のツバキが虫の被害で丸裸に。チャドクガにしては色が薄いように思えます。大泉緑地花と緑の相談所に持ち込んだところ、「蛾の幼虫には違いない」とのこと。それにしても、気づくのが遅れました。丹念に探すと、路地の基礎ブロック(地表部)やビニール袋にも大量に群れており、すべて殺虫剤で退治しました。

なお、今日発表された新型コロナ新規感染者は、大阪府1820人(亡くなられた方3人)、堺市129人(同2人)でした。

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2021.9.4
昨夜は開放した窓にカーテンを。昼前から昼過ぎに雨。22.5℃〜27.0℃。

ムラサキシキブの実が、その名のいわれどおりに色づいています。7月初めにハーベストの丘農産物直売所で買い求めた折は、つぼみ、花、小さく青い実が並んでいました。
今日も、その直売所に足を運んだのですが、お目当ての地場産トマトは入荷量が減ったようで、奪い合うように客が群がっており、開店早々アッという間に完売。私は、遠慮させてもらいました。他の商品も少なく、地場野菜は端境期に入っているのでしょう。

さて、今日の新型コロナウイルス新規感染者は、大阪府で2353人(亡くなられた方12人)、堺市は187人(亡くなられた方1人)。依然として高止まりの様子です。

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2021.9.3
今日も一日雨。昼前の気温は22.5℃まで下がり、最高気温も24,0℃でした。

「雨」を言い訳にしたくないと思い、傘を差して大泉緑地へ。しかし、途中で雨足が激しくなったため、コースを短縮して戻りました。
お昼に菅首相の総裁選不出馬ニュースが入りましたが、打つ手の行き詰まりから予測していた事態です。結局、この人も権力抗争の捨て駒でしょうか。

午後、遅くなってから登庁。決算委員会での議論に向けて関係各課と協議しました。
なお、先日の大綱質疑の中継録画がアップされました。
http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/plenary/video/R03/R030831-5.html

さて、今日の大阪府の新型コロナ新規感染者は2305人(亡くなられた方6人)でした。堺市の新規感染者は133人(亡くなられた方はゼロ)。府は昨日よりも少なくなりましたが、堺市では増加しています。

2021.9.2
僅かな止み間はあったものの全日の雨。気温も低がり、夕方は24℃台です。

一昨日の大綱質疑で、傍聴や資料提供について議論した「(仮称)上下水道ビジョン懇話会」が開かれたので傍聴に出かけました。傍聴者は8人。うち3人は私を含めて一般市民で、他の方々は業界関係者とお見受けしました。
今日の会合は7人の委員全員がオンライン出席となったため、会場の各席はゆったりした配置にすることができたようで、後方3列(10席)が傍聴席です。また、傍聴者への配布資料はペーパーが用意されていましたが、私はタブレット(貸与)にも挑戦。使い慣れた人には、きっと便利だろうと感じました。
南館に用意された会議中継による傍聴室も見てきました。こちらの利用者はなかったものの、モニターの映像が小さく、改善の余地がありそうです。
なお、委員の発言も活発で、私にとっては堺市の上下水道事業の実状や課題をまとめて把握するよい機会になりました。

さて、今日の大阪府の新型コロナ新規感染者は2501人(亡くなられた方8人)。堺市の新規感染者は133人(亡くなられた方1人)でした。

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2021.9.1
今日は、ほぼ一日の曇り空。どうやら下り坂のようです。25.0℃〜32.0℃。

堺市情報公開条例(2004.4.1施行)の前身となる「公文書公開条例」が議会で審議されたのは、1990年の12月議会。堺市で最初の情報公開制度が成立する際、市議会の多数会派が抵抗して議会を実施機関としない条例案が提案されたのです。
これに対して、私と共産党議員団が議会にも適用する修正案を提出。総務委員会での激しい攻防で、審議は長引きました。右の記事の写真の時計は「午前3時」。また、右端で討論しているのは私で、この後の強行採決で私たちの修正案は否決されました。
もちろん、その後の改正で議会も実施機関となるのですが、昨日の大綱質疑で記事を披露しながら、「隔世の感がある」と語りました。
また、制定14年後にこの条例は廃止され、新しい情報公開条例が誕生。その第1条に規定された「目的」について議論を展開しました。

●堺市は市政情報の「一層の公開」を図っているか?
第1条後段に、「市の保有する情報の一層の公開を図り、もって市政について市民に説明する市の責務が全うされるようにし」との一文があります。今回の各事象を点検すると、職員たちがこの規定を重視しているようにはとても思えません。
私の指摘を受けて、「要綱のホームページ掲載」などの答弁をしたのですが、大阪市は10年前に「オープン市役所」を掲げ、要綱・要領の公開に取り組んでいます。橋下徹市長が2011年12月の就任直後から指示した結果であることを紹介し、永藤市長に「市民の知る権利を守り、市民がアクセスしやすい情報公開制度をつくることを率先して提起してはどうか」と質問。
市長は「ご指摘いただいた内容をはじめ、基本的には市の持っている情報をどんどん表に出すことが必要だと考えている。行動が伴うように取り組みを進める」と答えました。

●情報公開担当部局も慌てて「要綱」などをホームページ掲載
昨日の本会議を終えて帰宅すると、情報公開条例の所管課から「今回の指摘を受け、ホームページに情報公開の関連規程を掲載した」とのメールが届いていました。掲載したのは、情報提供の実施に関する要綱、情報公表の実施に関する基準、審議会等の会議録等の作成及び公表に関する基準、市政情報センターにおける審議会等の会議の開催の周知に関する基準など。この事態こそ、「一層の公開」という情報公開条例の目的が軽んじられた証左です。
市役所も市議会も、いまペーパレス化の取り組みを進めています。情報がデータ化されて見えにくなるのではなく、市民があらゆる情報にアクセスできる仕組みを確保しなければなりません。要綱なども体系化し、市民が必要情報をたやすく得ることができるシステム構築が必要です。

なお、今日は大綱質疑本会議の最終日。午後、比較的早い時間に終了し、決算委員会や常任委員会での手続き的な決定も行われました。

さて、今日発表された大阪府の新型コロナ新規感染者は3004人。ついに3千人を超え、過去最多です。亡くなられた方も12人と増加しています。また、堺市の新規感染者は213人(亡くなられた方はゼロ)で、8月25日(226人)に次ぐ2番目の多さとなりました。

▼毎日新聞(1990.12.21)画像クリック→拡大

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