初めて乗車する北海道新幹線で青森へ向かうため、函館ライナーで北海道新幹線の始発駅である新函館北斗駅へ。同駅から札幌まで延びる新幹線は工事中で、車止めの先にはトンネルが見えました。ホームにいた駅警備員さんに聞くと、「完成は7年先」とのことです。
青函トンネルを越えて新青森駅で下車。駅前からタクシーで県立美術館に向かい、「奈良美智:The Beginning Placeここから」を鑑賞しました。
奈良作品はホームレス支援雑誌「The BIG ISSUE」によく掲載され、販売中の最新号には表紙とともに奈良さんの「スペシャルインタビュー」も載っています。編集者の水越洋子さんが記した編集後記の一文から企画展のあることを知り、今回の旅行の目的に加えました。
表紙の原画の迫力は感動的です。2時間ほどかけて全作品を鑑賞後、またタクシーで青森商工会議所会館前へ。酸ヶ湯温泉の送迎バスを利用して、すでに積雪のある同温泉に一泊しました。
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朝9時、 Y先生がホテルまで迎えに来てくださってドライブに。まず向かったのは、北斗市のトラピスト修道院。墓地前に車を止め、ルルドの洞窟まで歩いて登りました。
その後、函館市内に戻り、トラピスチヌ修道院を経て、噴煙の上がる恵山の麓へ。
さらに恵山岬を回って大沼公園へ。大回りして函館に戻る6時間の長距離ドライブ。ハンドルをY先生に委ねながら、じっくりと旧交を温めることができました。
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雨の中を車で伊丹空港に向かい、ANA機で函館へ。飛行機の窓からは北海道駒ヶ岳を望むこともできました。昼過ぎに到着した函館空港には、当地で外科医をされているY先生ご夫妻がお出迎えです。ご夫妻は以前、堺市にお住まいで、Y先生は大阪労災病院に勤務。奥様は私の妻らと共に、「しんかなおかこどもぶんこ」の活動をされていました。
山好きのY先生の強い思いから、40年ほど前に、函館市に移住されることになり、我が家で送別会をさせていただきました。Y先生はその後もずっと私の議員活動に注目してくださっていて、30年以上前の函館訪問の折には、勤務先の病院で半日検診をしてくださったこともあります。
また、2009年11月に訪問した際は、函館市役所での調査終了後にお目にかかる予定でした。ところが、市長選を制した竹山市長による副市長選任の臨時議会が急遽招集されることになり、予定していた帰路便を1日繰り上げて帰堺。このため、Y先生との懇談をキャンセルし、その後ずっと不義理を重ねていました。
コロナ禍もあって延び延びになっていた函館訪問をやっと実現。今日は空港近くにあるご自宅にお招きいただき、奥様を含めて歓談。函館湾に面する寿司店で夕食の後、駅前のホテルまで送っていただきました。
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次の健康福祉委員会での議論を検討中のテーマに関して、予約していた資料を受け取りに北図書館へ。その後、区役所企画総務課に立ち寄って、前議会で取り上げた集合住宅での孤独死について、最近の情報共有を図りました。
地下鉄・北花田駅@A出入口で議会報告。エレベーター前でも「議員活動報告」をお渡ししました。本来、駅前議会報告(全14か所)は市政報告会までに終える予定でしたが、9月23日に新型コロナウイルス感染症に罹患した影響で、しばらく実施を見合わせざるを得なくなりました。今日で12か所を終了。残り2か所は月末に行わせていただく予定です。
午後から登庁して、11月定例会に提案予定の議案説明を受けました。その後、先日来の調査案件について関係各課から資料提供を得て協議。さらに追加資料の提供を求めました。
また、その間にいくつかの報告があり、前議会で議論した集合住宅での孤独死をめぐる案件についても関係課などと協議しました。
夜は、事務所で法律相談です。
健康福祉委員会視察の2日目は、午前中に西東京市を訪問。視察目的は、同市が東京大学高齢社会総合研究機構と連携して取り組んでいる「フレイル予防事業」です。市議会委員会室で酒井ごう一郎議長から歓迎挨拶を受けた後、健康福祉部高齢支援課の加藤裕二課長補佐(生きがい推進係長兼務)と橘課長の説明を聞きました。市民にフレイルチェックを勧め、また実施のためのサポーターを募集するなど、市民参加を図りながら高齢者の健康づくりを勧める施策は興味深いものです。
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健康福祉委員会の行政視察で東京へ。今日の訪問先は「渋谷区子育てネウボラ」です。この施設は、「出会う、集う、語る、つながる」、「地域のみんなで子どもを育てる」をコンセプトとする子育て拠点として、2021年に開設されたもの。妊娠期から18歳になるまでのすべての子どもとその家族をサポートしています。「ネウボラ」は「アドバイスの場」というフィンランド語で、同国の子育て施策に倣う渋谷区の素晴らしい取り組みの様子を見てきました。
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市政報告会には初参加の方がお二人、いずれも「議員活動報告」の案内を見て来て下さいました。うちお一人は30歳代の大学院生で、市民運動からの政治の道に興味を持っていただいたそうです。また、いつものように参加者の意見交換は活発で、いろいろと教えられました。