clock 2023. 12
2023.12.21
明け方に小雨とみぞれ。降り止みはしましたが寒い日に。3.5℃〜5.9℃。

コロナ感染の後、駅前議会報告や議会対応を口実にして足が遠ざかっていた大泉緑地を歩きました。触発されのは、私が初当選のころに愛知県豊田市議として活躍されていた渡久地政司さんのブログです。その書き出しは、いつも「3時00分ウォーキングへ」。毎朝の日課にされているから驚きです。さすがに「3時」は真似られませんが、6時過ぎに出て夜明け前の大泉緑地へ。徐々に空が白んでくる周回路を一周しました。

※渡久地政司さん https://matoguchi.main.jp/profile.html
※渡久地さんブログ https://blog.goo.ne.jp/matoguchi

●市役所職員ハラスメントで協議
ところで、昨日の最終本会議を終えた午後、総務局長や人事課長と協議。大綱質疑での指摘や健康福祉委員会での市長答弁に関する取組状況を確認し、いくつかの提案をしました。@「パワハラ」認定に至らないまでも精神的ダメージを与えるような職務行為の抑制が必要ではないか。A相談窓口を開かれたものとするため第三者による通報受付をアナウンスする。B市長部局職員対象にハラスメント体験アンケートを実施する。ちなみに、アンケ−トは消防局では実施済みで、上下水道局でも実施準備に入っているとのことです。
その後さらに、上下水道局にも足を運びました。同局職員から詳細なパワハラ申立の資料などの送付を受けており、対応状況を確認しました。

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2023.12.20
晴れたり曇ったりで、昼間の寒さは少し和らいだ? 3.0℃〜11.3℃。

11月定例会の最終本会議。市長から提出された議案はすべて全会一致で可決しました。各会派から提案された意見書8本のうち3本は全会一致で可決。加齢難聴者の補聴器購入支援制度の創設を求める意見書には大阪維新の会のみが反対して可決。残りの4本は否決となりました。その一つが、一昨日の議運で「何とか全会一致にできないか」と私が提起したパレスチナ・ガザ地区の即時停戦、人道支援などを求める意見書で、以下はその全文です。
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●パレスチナ・ガザ地区の即時停戦及び更なる医療・人道支援等を求める意見書(共産党市議団&長谷川俊英提案)
 イスラエルの大規模攻撃により、パレスチナ・ガザ地区の人道状況は、「子どもたちの墓場と化し、人々の生き地獄となっている」(ユニセフ)とも言われる深刻な危機に直面している。
 この間、イスラエル軍は、難民キャンプへの連続的な空爆など、大規模攻撃を行い、多数の民間人が犠牲となっている。ガザを封鎖し、電気、水、食料、医薬品の供給を妨げ、住民を命の危険にさらしている。ガザ北部の住民に南部への移動を命じていることも、深刻な人道的災厄を招いている。10月7日以降の2カ月間で、1万7千人以上が犠牲となった。子どもと女性の犠牲者が7割を超えるとの報道もある。
 国連の人権専門家7人は連名で、ガザの事態について国際法違反である「ジェノサイド(集団殺害)の重大な危険」と厳しく警告している。
 今回のガザ危機の直接の契機は、10月7日のハマスによる国際法違反である無差別攻撃だが、イスラエルがハマスの攻撃に対する「自衛権」をたてに圧倒的な軍事力を行使した報復を行い、ガザでのジェノサイドを行うことは、決して許されるものではない。
ガザの深刻な人道的危機を打開するためには、イスラエルがガザ攻撃を即時中止し、双方が、即時停戦のための交渉のテーブルにつくことが急務である。
 12月12日国連総会において「人道的停戦」を求める決議が、日本を含む153か国の賛成で採択された。
 本市議会は、この決議を心より歓迎し、日本政府に対し、国際社会と連携し、ガザ地区の即時停戦、人質の全員の解放への働きかけをより強固なものにするとともに更なる医療・人道支援等を早急に実施することを求める。
  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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大阪維新の会、公明党、自民党の議員が何故この意見書に反対なのか、公式の意見表明はありませんでした。ただ、この意見書の否決は、堺市議会がガザ地区での即時停戦や人道支援を求める立場にないことを明らかすることになります。議運での私の提案が実らなかったは、「最終本会議までに全会一致の決議案をまとめるのは困難」との理由でした。
しかし、昨年の2月定例会では、「ロシアによるウクライナへの侵攻に強く抗議する決議」が議長から提案され、予算委員会分科会の開会日に当初日程になかった臨時本会議を開いて緊急可決(全会一致)しています。ウクライナ問題ではそれほど機敏な対応ができたのにパレスチナ問題には腰が重いという堺市議会の現実は、ガザ地区の人々のあれほどの惨状が報じられながらイスラエルの蛮行を止められないという国際情勢ともつながるものかもしれません。「非核平和都市宣言」「人権擁護都市宣言」を決議したのは、国内向けだけではないと思うのですが。

2023.12.19
朝、ほんの少し晴れ間がありましたが、午後から雨に。3.5℃〜9.8℃。

事務所前の片隅に置いているヒイラギが満開となりました。キンモクセイより控えめではありますが、雨の中で甘い香りを漂わせています。

午前中、迷っていた7回目のワクチン接種を済ませました。午後はずっと事務所で仕事。明日閉会する11月定例会での議論をまとめた「議会速報」を作成しました。明後日からは、事務所スタッフやボランティアの方々とともに年末の発送作業の準備にかかる予定です。

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2023.12.18
ほぼ全日にわたって曇り空。風がぐんと冷たくなりました。2.5℃〜9.3℃。

午前中、最終本会議の議事運営などを協議する議会運営委員会が開かれました。最終本会議には各会派から提案される意見書が諮られます。その一つ、「パレスチナ・ガザ地区の即時停戦及び医療・人道支援等を求める意見書」(提案=共産党市議団)をめぐって、市民の思いの実現をめざしたのですが、残念な結果になりました。
●「即時停戦」は多くの市民の思い。「否決」していいのか?
議運では、本会議での採決方法を決めるために個々の意見書案に対する各会派の賛否表明が行われます。維新、公明、自民が反対、創志会は賛成と表明しましたが、これでは「否決」が確定的です。今、多くの国民がパレスチナの現状を憂い、イスラエルのガザ地区侵攻による民間人の被害に心を痛めています。国連総会での停戦決議に日本政府が賛成しているのに、堺市議会が「即時停戦」や「人道支援」を否決することは市民の思いに背くのではないか。そんな心配から委員長に発言を求めました。そして、「この際、共産党に提案を取り下げてもらい、正副議運委員長の手で全会派が一致できるような案を作ってはどうか」と提案しました。
議運を休憩して、共産党が会派に持ち帰って協議。併せて、正副委員長など議会幹部も協議したようですが、全会一致の決議案などを20日の最終本会議までにまとめるのは困難ということになった模様です。しかし、「ガザ停戦」への意思表明を2月定例会まで延ばすのは、明らかに時機を失します。共産党が取り下げを見合わさざるをえなかったのは当然で、結局、私の提案は実りませんでした。もっと早く、働きかけるべきだったと反省しつつ、せめても思いで共産党案に同調して提案者となる旨を表明しました。

なお、議運休憩中に消防局、上下水道局のハラスメント担当者と面談し、健康福祉委員会で示したスライドを提供。上下水道局とは改めて協議することにしました。
また、昨日相談を受けた北区役所職員の市民対応に関して、午後、区役所に足を運んで関係職員と協議。同様に相談を受けていた公明党の大西公彦議員とともに対処をはじめました。

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2023.12.17
晴れましたが、昨日との気温差10℃のとても寒い日に。4.5℃〜7.1℃。

14日の健康福祉委員会では、新型コロナウィルスのワクチン接種に関する市民からの陳情に関しても議論しました。前議会にも陳情書を提出されており、その折は「副反応情報をホームページや広報紙に掲載してほしい」との内容でした。委員会開催時にはホームページ掲載は実現しており、陳情回答と矛盾することを指摘。併せて、広報紙への掲載も求めたところ、それが実現に至ったことについて、今回の陳情者の意見陳述の際に感謝され恐縮しました。
なお、今回の陳情主旨は「市民に接種券を送り、接種検討するように勧めるのはやめてください」との内容です。

●接種率はどんどん激減、高齢者でも3割程度
そこで、堺市民の接種状況を確認するため、接種率はどのように変化しているのかを調べることにしました。市ホームページに掲載されている数値表では分かりづらく、グラフ化を試みたところ、3回目接種あたりから接種しない人が増え、現在実施されている7回目接種では、全体で1割を切り、高齢者でも3割程度の市民しか接種していないことなどが判明。委員会でグラフを示し、数字データだけでなく市民が実態を理解しやすい情報提供が必要だと指摘しました。

●厚労省専門部会の効果エビデンス=感染・発症予防効果20〜40%
また、ワクチンの効果に関するエビデンスの提供を求めたら、市当局は厚労省専門部会の資料を示しました。その資料の「まとめ」を見ると、「発症・予防効果=20〜40%程度」、「入院予防効果=20〜70%」、「重症化予防効果=40〜70%」とのこと。100%近い効果を期待して接種を受ける市民の感覚とかけ離れています。また、「重症化予防効果は未接種者比較して1年以上維持する」とも明記されています。なのに、「これほど頻繁な接種が必要なのか」と質問すると、「来年からのワクチン接種は1年に1回になる」とのこと。市民が接種を検討する際の情報として、それらのことも提供するべきだと指摘しました。

●欧州連合(EU)の医療品庁(EMA)の見解は?
なお、2020年11月の日経新聞や朝日新聞の報道によると、EUの医療品庁が「短い期間でのワクチン接種の繰り返しは体内につくられる抗体レベルを低下させる」と指摘しているとのこと。そこで、EU各国の接種状況を質しましたが、市当局は把握をできていませんでした。

さて、今日は「議会速報」を作成するため、一日、事務所で仕事。午後、北区役所職員の市民対応についてご相談の電話があったので、来訪を要請して詳しくお話を伺いました。同様の事象については以前にも指摘しており、繰り返されるのは遺憾です。明日から調査します。

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2023.12.16
午前中に止み間はありましたが、未明から夕方まで雨。14.8℃〜17.6℃。

健康福祉委員会では前議会で議論したAPD(聴力情報処理障害)への取り組み状況も確認。また、「議員活動報告」の記事を読み、APDをめぐる議論に関心を抱いてくださった方から届いたメールをもとに、「大人の発達障害」について質しました。
堺市は支援センター(アプリコット堺)を設置して発達障害者の支援に努めています。また、障害者就業・生活支援センターでは受入企業への理解啓発も行っているとのこと。産業振興局の雇用促進課にも委員会への出席を求め、企業に理解を求める働きかけを強めるように要請しました。
さらに、メールを送ってこられて市民からは「障害者虐待」についてもご意見がありました。関係機関のネットワーク強化に加え、当事者の意向を把握して対応するように求めました。

ところで、昨夕、うれしい来客を迎えました。和歌山県みなべ町で農業を営む山本康雄さん夫妻です。私たちが手に持っているのは、1972年5月1日発行の「こんにちは!」新聞。新金岡団地に住まう仲間が休日や夜に取材・編集に携わっていた地域紙で、開いている紙面には、南部川村(合併前)の山本家や梅林を訪問して現地の人々と交流する記事が掲載されています。当時、康雄さんは小学生。こんにちはスタッフの佐野章二さんが康雄さんの父・矩男さんとたまた出会い、丹精込めた梅やミカンを団地の人々に直接届ける活動が始まりました。1975年に矩男さんが不慮の事故で他界された後、妻の博子さん、そして成人した康雄さんに引き継がれた山本農園の南高梅は今も取り次ぎが続いています。康雄さん夫妻は大阪府内に住むお子さん宅に来られる機会に立ち寄ってくださり、懐かしい思い出話が続きました。

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2023.12.15
明け方まで雨で午前中は曇り空。午後は晴れて暖かく。11.0℃〜21.5℃。

昨日の健康福祉委員会の「市長への質問」では、まず、大綱質疑の際の市長答弁を確認。市長の思いを受けての健康福祉局長と子ども青少年局長の取り組みを質しました。両局とも、職場の人間関係などから退職に至った例があったそうで、子青局ではパワハラの認定例もありました。
そこで、大綱質疑以後に職員から届いているメールのうち2通を披露。@は消防局職員、Aは上下水道局(昨朝着信を確認し、発信者の意思確認が遅れたのでスライドは伏せ字で作成)職員で、いずれも実際にパワハラ相談を行う際の困難性を訴えています。改めて、堺市における相談件数の少なさやハラスメント認定率の低さを指摘。また、厚労省の委託調査で「ハラスメントを受けても何もしなかった理由」が報告されていることを示して、市長の見解を求めました。
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●永藤市長の答弁
10年間の件数のグラフを提示いただき、2013年から2020年ごろに至るまで一貫して増加傾向にあった。私自身も職員の声や評価コメントを見て、ハラスメントはあってはならないという強い気持ちで取り組みを進めている。相談窓口についても、大綱質疑の後、直接担当者に話をした。窓口を設けているだけで満足していてはいけない。きっちりと窓口が機能しているのか、相談したくてもできない人がいるのではないか。実効性をもたせるような検討をするよう伝えている。担当局においてもハラスメント根絶に向けた取り組み、改善策を練っていると考えている。私も注視をしながら全庁的な解決を図りたい。
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最後に、「私自身、私たち(議員)もハラスメントのない堺市をつくって行きたい」と述べ、質問を終えました。なお今日は、昨日の議論を聞いていた関係各局から連絡があり、近く協議することにしました。12月は職場ハラスメント撲滅月間です。

2023.12.14
昼過ぎまで晴れていましたが、午後から曇り夜に小雨。5.0℃〜15.0℃。

午前10時から始まった健康福祉委員会が閉会となったのは午後7時半を過ぎていました。委員長を除いて委員全員が質問に立つ熱心さの故で、前回9月の委員会も7時過ぎまでかかっています。
私の発言は、3回。まず11時半ごろからの一般質問で、前回委員会で指摘した「聴力情報処理障害(APD)」に関する確認と、はじめて取り上げる「大人の発達障害」について議論。2回目は12時半ごろからの市長への質問で、子ども青少年局と健康福祉局における「ハラスメント」をめぐって両局長の見解を質した上で、市長にもさらなる取り組みを要請しました。最後の発言機会は陳情審査。「予防接種」に関する市民からの陳情をめぐってワクチン接種率の動向、有効性のエビデンスなどをめぐって議論。各テーマに関する詳しい報告は明日以後の日記に掲載します。

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2023.12.13
久しぶりに全日快晴です。陽射しで暖かさが増します。7.5℃〜14.9℃。

お昼前に登庁して、健康福祉委員会の発言準備。答弁予定の各課との協議も終えました。作成中のパワーポイントスライドを見直し、不要なコマは削除。明日は、できるだけ分かりやすい議論にしたいと思っています。

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2023.12.12
未明から明け方に雨。その後は予報外れで曇り空に。12.5℃〜16.3℃。

終日、健康福祉委員会(14日)の議論に備えてパワーポイントのスライドづくり。昨晩、NHKハートネットTVで報じられた「APD/Lid」(聞き取り困難症)の画像も利用しました。
なお、健康福祉委員会での発言順序が決まりました。10時から始まる一般質問「APD議論その後と大人の発達障害」、午後1時からの市長への質問「子ども青少年局・健康福祉局におけるハラスメントと対策」ともに、私は2番手で質問に立ちます。また、陳情59号(予防接種について)に関する発言はいちばん最後です。

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