clock 2023. 9
2023.9.10
飛んできたツクツクボウシが、表の電柱で鳴いています。22.5℃〜31.0℃。

少し暑さが和らいだせいか、事務所前の花々が元気です。紅白のムクゲは数年前の緑化祭で購入した苗。誰かからいただいたオリヅルランは毎年どんどん株が増えています。なお、すでに花を季節を終えた鉢植の枯れ葉を取り、来年の開花を期待して少々の施肥も試みました。

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2023.9.9
窓からの空気が涼しすぎ、寝室のカーテンを閉めました。22.5℃〜31.0℃。

今日は、来週開かれる決算委員会での総括質疑の準備。
まず、スクール・サポート・スタッフの待遇について議論した文教委員会所管事項についての質疑の際、粟井明彦教育長(写真=右側当局席の中央)の答弁がやや聞きづらかったので、録音を聞き直しました。

●粟井明彦教育長の答弁
スクール・サポート・スタッフの前身の制度を、私は当時文科省で担当していた。当時、教職員の定数改善が非常に厳しい時代で、教職員の配置充実が厳しいものだった。その中で、教員本体ではなく先生の周辺業務を助けていただく、そういう部分については財務省からもかなりのご提案をいただき、約10年ほど前、スクール・サポート・スタッフの前身制度が認められた。その中でやはり、少しでも先生方の業務負担そのものを軽減し、先生が子どもに教育できるという環境を作っていくということで、全国に展開できるように狙ったところだ。その中で、このような配置状況に差ができてきていることについては 教育の機会均等の観点、それから教育水準の維持向上という観点からは、きちんと整理がなされるべきであり、先生方が子どもに真剣に向き合うことができるように進められていくことを望んでいる。
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スクール・サポート・スタッフ配置状況について政令市の比較表を示し、「文科省に帰任後、極端に劣っている堺市の状況を報告されるか」との私の挑発的質問には、さすがに的を外して答えたようです。ただ、現状改善が必要なことは認めたものと読み取れ、市教委に預けた総括質疑の際の答弁に期待します。

●健康福祉委員会所管事項の質疑
昨日、健康福祉委員会所管事項の質疑を終えて帰宅したら、インターネット傍聴をしていた市民から「ねちねちしていて、好感を持てない」と批判を受けました。質疑録音を聞いていて、やはり反省すべきことがありそうです。何より、ほんとうに議論したかったことが伝わっていません。発言時間が10分に限られていたことを言い訳にせず、準備と工夫が必要だったと思います。

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2023.9.8
台風の影響か不安定な天気です。お昼前と昼過ぎに雨。24.0℃〜27.9℃。

今日は決算委員会分科会の最終日。健康福祉委員会所管事務に関する質疑が行われました。

まず、昨年から半年間にわたる議論で実現した中百舌鳥駅前の喫煙所移設について、環境福祉局としての「総括」を要求。先日は環境局に対して質したことですから、十分な答弁があると期待したものの、そもそも「総括」とは何かが分かっていない様子です。
本来の語意は「バラバラのものを一つにまとめる」ことですが、事業実施に関する「総括」は、その過程を振り返って方針や手法、成果などに対して評価・検討を行い、問題点を明らかにしながら、今後の教訓を導き出す言葉として使われています。
改めて今日、これまでの議論で指摘したはずの、健康福祉当局としての設置時の関与、市民から寄せられる苦情への対応、厚労省文書の伝達とこれ基づく対処、議会での指摘まで解決の道を開けなかった理由など、総括視点の一例を示しました。また、この案件を通して見えて来た今後の検討課題も示唆。私の発言時間が10分と制約されていたので、ここで議論を終えることにしました。

終了後、関係職員と協議。総括質疑で改めて質すことにして、それまでに総括作業を深めることを約束してもらいました。なお、総括質疑での私の出番は、9月14日(木)になると予測されます。

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2023.9.7
昨夜来、低めの気温で曇り空です。「真夏日」を免れました。23.0℃〜29.8℃。

学校での働き方改革を推進するため、文科省は「教員業務支援員」(スクール・サポート・スタッフ)の配置を推奨しています。実際の配置状況調査を市教委に求め、驚きました。20政令市の半分が9割以上配置し、17市が5割以上配置しているのに、堺市はたった1割強。
文科省派遣の教育長の任期は来年3月末です。「戻ったら、堺市の実態はひどかったと報告するか」と問い、教育次長と教育監には「粟井教育長就任によって改善されたと言えるお土産を作らないか」と提案しました。

実は堺市では、スクール・サポート・スタッフを有償ボランティアと位置づけ、2011年の制度発足時に「3時間程度勤務で謝礼金2400円」と決めました。同年の最低賃金=786円が根拠になったと推察されます。
最賃は年々増額され、現在は1023円。謝礼額を見直さなかった結果、「働き方改革のために新たなワーキングプアを生み出している」と批判しました。

今日の議論の契機となったのは、実際にスクール・サポート・スタッフとして働いている方から8月末に届いたお手紙です。改善方向を明確にできなかった市教委に対して、決算委員会総括質疑(9月14日)までに検討し、まとめることを要求しました。

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2023.9.6
昼前後に激しい雨。外出時、傘を差しても背中びしょ濡れ。25.0℃〜36.5℃。

今日の決算委員会分科会で質したのは、堺市が設置している屋内喫煙所のこと。
中百舌鳥駅前の喫煙所は何度のもの議論を経て移設されました。実現できたのは、美化推進事業としての環境局の取り組みだけなく、受動喫煙対策など含め各局がプロジェクトチームを編成して対処した結果によるもの。環境局長に、以後も連携を強化することを求めました。
なお、3月の予算委員会で早期対応を提案したJR堺市駅前の喫煙所(造花植栽ポット)は、10月下旬〜11月上旬に少し北側に移設し、厚労省指示にマッチした構造を整えること。また、大小路・紀陽銀行前の喫煙所(区画線と灰皿だけ)は、9月14日に撤去する方針であることも明らかになりました。
ただ、厚労省が示す技術的留意事項の水準に達していない喫煙所はまだ4か所残り、これらについて市当局は「早急に改修が必要と認識している」と答弁しました。

さて、明日の分科会では、文教委員会所管事務に関して質問。文科省が教員の働き方改革のために推奨している「スクール・サポート・スタッフ」について議論する予定です。

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2023.9.5
晴れ間の多い天気でしたが、気温はやや優しくなりました。26.0℃〜32.7℃

午前中は所用で外出。事務所に戻ってから、決算委員会第2分会での議論準備に打ち込みました。6日(水)の産業環境委員会所管事項と8日(金)の健康福祉委員会所管事項では「受動喫煙対策」についての議論を予定。また、7日(木)の文教委員会所管事項では「スクール・サポート・スタッフ」について初めての議論を試みます。後者は先日届いたお手紙での情報に基づいて急いで調査したものですから、やや不安も残っています。

なお、パワーポイントスライドを作成中、実際に見ていなかった現場が気になって車を走らせました。やっぱり、「現場に神宿る」です。自分の目で確認する作業を怠ってはなりません。現場に足を運ぶと、「貴重な新たな発見」があることを改めて痛感しました。

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2023.9.4
ほぼ、一日中曇り空でした。夜になって雨音がしています。26.5℃〜34.6℃。

お昼過ぎに登庁。6日から始まる決算委員会分科会での議論に関して、環境局や市教委と協議しました。また、以前に届いていた文書について、関係部局からヒアリング。

2023.9.3
全日快晴。やや和らいでいた陽射し厳しくなり、猛暑日に。25.0℃〜36.5℃。

一般に見る合歓の花は高い梢の上に咲いていて、「観察」など思いもよりませんでした。今年初めて開花した我が家の鉢植えネムノキを見ていると、昨日ほんの少し紅色を覗かせていたつぼみから、夕方5時ころ湧き出るように雄しべが出てきます。しっかり伸びて花の形が整うのは1時間後。葉が合わさって閉じて眠るような姿がこの木の名前のゆわれですが、花の活動は逆になります。ちなみに、「合歓木」の文字は中国で夫婦円満の象徴とされることに由来するそうです。また、たくさんの花がついて、桃のような甘い香りが漂っていることにも気づきました。

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2023.9.2
一日中曇りがちでした。陽射しが少し和らいだのでは? 25.0℃〜33.5℃。

ネムノキの開花がますます盛んです。勢いのある花は昨夜に咲いたもので、一昨夜の花は少しうなだれています。また、それらの花の下でつぼみがどんどん育っています。

今朝から眼科の定期受診。白内障手術後の経過は順調で、感染予防薬の点眼回数を減らしてもよいとの指示がありました。ただ、受付から会計までに要した時間は2時間50分。待合室で本を一冊読み上げました。

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2023.9.1
今日は晴れ間の多いお天気に。雨がほしいのですが。25.0℃〜32.5℃。

昨日の大綱質疑で集合住宅での孤独死を議論した際、2枚の写真を示しました。左は管理組合理事長からのメールが届いた翌日、現場を訪ねた私が撮影したもの。「ドアの隙間をテープでふさいでも、ウジ虫が階段まで這い出してくる」とのこと。右の写真は、理事長から相談を受けた環境衛生センターの職員が現場にかけつけ、さらに厳重な封鎖を施したもの。「以後、ウジ虫の発生はなくなった」と、理事長から送られてきた写真です。「区役所職員と対比すれば、天と地ほどの差。この点も加味して議論してほしい」とのことでした。
理事長は大綱質疑をネット傍聴されたそうで、感想のメールが送られてきました。「答弁は全て通り一片でしたが、問題が提示された事は大きいでですね。環境衛生センターの方々に報いられたことは良かったです」。市民に寄り添うことこそ、市役所(区役所)の使命です。

ところで、昨日の日記には「区民参加会議等の傍聴者への配慮」をめぐる議論の報告を書き切れませんでした。7月24日の「北区政策会議」を傍聴した折、会議メンバーと傍聴席が離れ過ぎていて、発言者の顔や表情など会議の様子をリアルに窺えないことについて、改善を提案していました。区長答弁では「傍聴席から発言者の顔が見えるように配慮する」とのこと。傍聴する人も市民参加の一員です。次回の会合での改善状況に期待します。

さて今日は、来週の決算委員会分科会に向けて発言準備。ある小学校の現場視察も試みました。「平成の鬼平」といわれた中坊公平弁護士が好んで使った「現場に神宿る」は、私の議員活動のモットーと心がけています。

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