朝6時すぎに福岡を発ち、約8時間で帰宅しました。中国道を経由したためか、山陽道を使った往路よりも30分ほど時間がかかったようです。
夕方から、大阪弁護士会館で催された辻公雄弁護士の出版記念講演会に参加。講師は「反貧困ネットワーク」事務局長の湯浅誠さんで、「年越し派遣村」の村長として時の人になった方。辻弁護士が上梓した「強者の論理に負けないで」に因む湯浅さんの話は、160人(弁護士100人+一般60人)の参加者に強烈なインパクトを与えたようです。
7月6日(月)梅雨前線がまた北上…とのことでしたが、雨には遭わずに帰宅しました。
※7月5日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.7.6〜8》
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印象に残った鋭い指摘と提言に、“思考転換”を覚えさせられた人も多かったと思います。
▼日本社会には、貧困感に関する共通認識がない。日本全体として議論をしなければいけない。貧困問題は高度成長で終わったとし、政治は(貧困を)ごまかし、放置してきた。「強者の論理」は逃げの論理、つまり「弱い理屈」だ。貧困問題に立ち向かう社会(都合の悪いことに向き合える社会)が必要で、問題から目を背けず、社会全体を強く、たくましくしたい。
7月7日(火)朝は晴れていたのに、昼前から時折の雨。和歌山県では大雨のニュース。
朝、「お変わりありませんか?」との電話を数件いただきました。「アクション日記」の更新を滞らせていたため、「何かあったのでは…」と、ご心配下さったようです。なお、この6日間のアクセス数は約3000ですから、毎日500人くらいの方々にホームページを覗いていただいたことになります。せっかくお越し下さったのに、申し訳ありません。6日分をまとめて掲載させていただきました。その作業の後に「議員活動報告」(41)の印刷版下を完成させたころ、次々と来訪者があり、午後からは市長選挙に関する情報交換です。
7月8日(水)昨夜遅くから朝方まで降っていた雨は上がりましたが、不安定な空模様。
事務所スタッフに「議員活動報告」の印刷を頼み、私は、ずっと気になったいた方々へのご挨拶に出かけました。中には2年以上前にお世話になりながら、忙しさにかまけついつい失礼が長引いていた方もあるのです。皆さんが気持ちよく応接して下さって、ホッとしています。
事務所に戻ると、今度は来客が2人続きました。お一人は、事件取材の息抜きに寄られた様子の某紙記者。話題は各種の選挙にも及びましたが、「やっぱり堺市長は変わってほしい」と思われているようです。
もう一人は、その堺市長選への出馬を表明された方で、共産党以外の全市議へ挨拶に回っていらっしゃるとのこと。7月3日には「初めての街頭演説」も体験されたそうで、「市長選をおもしろくしたい」と語られました。確かに、市長選投票率は前回32.39%、その前34.39%でした。有権者の3分の1しか関心を持たないような選挙で選ばれ、全有権者の13.5%の支持しか得られなかった人が担う市政では、誰も期待などしないでしょう。