《2018.9.5》
(2058)

※9月4日以前の日記は、前ページに掲載

早朝のうちに、お向かいの集合住宅付近に飛び散った葉っぱや、事務所裏の路地に散乱している木枝などを片付けました。
今日の会議は午後からに変更されましたが、情報収集のため10時半頃に登庁。市内にはまだ停電が続く地域があるとのこと。当該地域にある保育所では、冷蔵庫などが使えないため給食中止。また、エアコンが必要な乳幼児の保育も見合わせているのだそうです。
こんな状況で本会議を開くべきではないと判断し、1時からの議会運営委員会では会期や日程の変更ができないかと主張しました。
●災害対応を優先し、議会日程を変更すべきです
しかし、議運委員長は「7日は市長が出席できないなど」などの理由を挙げ、今日と明日中に本会議を終える旨を提案。やむなく受け入れましたが、本会議での発言冒頭に「近年まれな大きな災害の中、一刻を争うわけではないテーマで議論をするのは心苦しい」と、市民へのお詫びの気持ちを表しました。そして、「亡くなられた方を悼み、被災者の皆さんへのお見舞いを申し上げる」との気持ちを述べてから、質疑を始めました。

月524.7℃~31.9℃。また真夏日になった日中も、停電が続く地域があります。

●アスベスト資料をめぐる不透明対応
最後に、北部地域整備事務所のアスベスト除去工事の際、アスベスト繊維が「3.1本」検出されたとする測定結果報告の積極的公開を渋った市当局の対応について議論。このことについては、「飛散の検証に関する懇話会」でも、委員から「リスク管理が甘すぎる」と指摘されています。無責任な煙突解体、都合の悪い指摘文書の隠匿、その上に繰り返される行政失態を検証するため、関係市民団体からは「第三者委員会の設置」が提案されています。「検討すべきではないか」と迫りました。

●初めて政令市開催となる来夏の自治体学校
まず、先日参加した自治体学会・青森大会の様子を紹介しながら、来年の開催を受け入れた経緯や、準備あたる竹山市長の基本方針を質しました。「物のはじまりゃなんでも堺♪」と堺音頭に唄われるものの中に、「政令市単独での初開催」を加える意義を確認。
●観光施策の基本戦略と町並み再生・西高野街道
続いての議論は、竹山市長が記者会見で「観光ビジター数1,000万人突破」と誇った観光政策です。8月8日の産経新聞夕刊が1面トップで「堺市と高野町・歴史的タッグ」と報じた記事を取り上げ、2年前に市長が「堺と高野山、2つの世界遺産を結ぶ街道」と語った「西高野街道」について触れられていないことを指摘。この間、古い道標(石碑)の復活や、道案内標識の整備、上下水道局による「お接待」なども実現したこと、さらに街道筋の町並み魅力も披露しました。
また、青森市の再開発の実状なども紹介しながら、堺市の観光基本戦略とされる「歴史・文化のまち」という視点から、「堺環濠都市北部町なみ再生協議会」の活動に言及。「市民との共同作業がよい結果を生んでいる」と評価しました。

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