(2999)
《2024.7.2
7月2日(火)ウィーン→ブラチスラバ(スロバキア)→最終国のハンガリー。15℃~26℃。

8時30分、最終訪問国ハンガリーに向けてホテルを出発。高速道路をしばらく走ると、あちこちに発電風車が林立する光景が出現。オーストリアは「2030年までに国内生産の電力をすべて再生可能エネルギーで賄う」との目標を掲げており、その政策を実感しました。
約70㎞走ってスラバキアの首都ブラチスラヴァに着き、日本大使館などがある旧市街を観光。電柱の花飾りが印象に残る美しい街でした。ブラチスラヴァ城や国会議事堂の近くにあるレストランで昼食後、一路ハンガリーへ。
今日2度目の国境越えです。EU各国の間ではシェンゲン協定(Schengen Agreement)が結ばれていて、国境検査なしで国境を越えることができます。ただ、バスは旧検査場の所で一時停止。入国先の運転システムに変更する操作を運転手さんがしていました。また、高速道路に料金所はなく、各所に設置されている感知システムに基づいて料金請求があるとのこと。
ブラチスラヴァからブダペストまで約250㎞のバス旅です。各座席の後部にUSBコンセントが設置されており、移動中にモバイルWi-Fiやスマホの充電ができたのは大助かり。持参したモバイルバッテリーは不要でした。
バスはブダペスト市内を通過して、小さな観光地センテンドレへ。約1時間散策後、ブタペストに戻りました。道中のガソリンスタンドに「611フォリント=現地通貨(約269円)」の表示があったので運転手さんに確認すると、「1リッター価格」とのこと。ガソリンに限らず、物価は日本よりも高いという印象でした。ちなみに、土産物店ではユーロで買い物できるのですが、ホテルや遊戯施設では「おつりはフォリント」と言われたのでクレジットカードを使いました。
最後の宿はドナウ川に面し、部屋の窓から対岸の旧王宮など素晴らしい景観が望めます。

「アクション日記」月別インデックスへ

※7月1日以前の日記は前ページに掲載