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《2024.6.8.29
8月29日(木)止み間を伴い、明け方から昼過ぎまで、夕方にも雨。25.0℃~29.6℃。

大綱質疑本会議の3日目。私の登壇は予測どおり午後1時となりました。まず、65万6165人もの堺市民が1回目接種を受けた新型コロナワクチンで15人が死亡し、6件の後遺障害が窺えることを指摘。医療機関から厚労省に提出された「副反応疑い報告書」に書かれている症状や報告医師の意見などを紹介しました。
さらに、後遺症被害に直面しているAさんとBさんと面談して知ったお二人の窮状もスクリーンに示して、市長に問いました。
「『一人の生命は全地球より重い』との格言は誰もが知っている。その重い命がコロナワクチン接種で15人も奪われた。健康をさいなまれ、後遺症被害に苦しむだけでなく、家庭環境にダメージを受け、仕事にも就けず、生活困窮に陥っている被害者もいる。我が身を守るために率先して接種を受け、人々にもそれを勧めた私は、これらの方々に寄り添い、できる限りの支援をする立場にあると思い、今、この演壇に立った。市の広報紙などを通して、『早期に接種をご検討ください』と堺市民に訴えた市長として、率直な思いを語ってほしい」
市長の答弁の後、副反応疑い170件のうち、3件しか被害救済の申請が行われていないなど、いくつかの課題を指摘しました。そして、面談時の最後に、Aさんが「行政が機能していない」と述べ、Bさんは「このような副反応の事前説明があれば接種は受けなかった」と語ったことに触れ、「お二人の行政不信にどう対応するか」と健康福祉局を所管する副市長に尋ねました。
質疑を終えた後、「永藤市長は被害者への気遣いがなかったけど、本屋副市長の答弁には温かみを感じた」との感想を何人かの議員から聞きました。どんな答弁だったか。私が示した課題をめぐってどのような議論が展開されたか。明日以降の日記で報告させていただきます。

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