(3170)
《2025.7.24
7月24日(木)お昼前まで曇り空で、午後は快晴。夜に雨の予報も。26.5℃~34.7℃。

昨日ご相談を受けた奥本町の水道管事故について、午前中に復旧工事が完了したとの報告を受けたので、午後から現場を確認しました。また、取り替えた給水管の現物を見ながら、担当課から事故の状況について説明を受けました。写真の左側が本管と接続し、右側のポリエチレン管で家庭に給水しています。その上部(矢印部分)が破損し、長年の漏水によって周りの樹脂や金属部品が削られているとのこと。なお、最近のポリエチレン管は事故発生防止のため、2層構造になっているそうです。

ところで、奥本町の現場に向かう途中、新堀町付近で高齢者世帯への個別訪問活動に従事しているらしい消防局職員に出会いました。住宅地図を携え、炎天下を歩く姿に労いの言葉をかけたのですが、長袖の制服姿が気になりました。
事務所への帰路、北消防署に立ち寄って署長に確認したところ、「活動隊員はいつ出場指令が出るか分からないので、常に即刻対応できる服装でいる」とのこと。「日頃から鍛えているので、大丈夫です」との説明に納得はしましたが、ほんとにご苦労様です。
ちなみに、この訪問活動は、2009年1月10日に中百舌鳥町で発生した火災で92歳の一人暮らし女性が焼死した事件を受け、同年の予算委員会で行った議論が契機となっています。当時、堺市消防局が実施していた住宅防火訪問は年400件程度でした。他政令市の事例などを示して訪問活動の拡充を提案。消防局がこれに応え、2009年度から、75歳以上の高齢者のみの世帯を4年ごとに訪問して防火指導を行う制度が確立しました。2020~21年度の新型コロナ流行期には対面啓発を控えていたものの、22年度から再開。年間1万8千世帯前後への訪問活動を実施しています。

「アクション日記」月別インデックスへ

※7月23日以前の日記は前ページに掲載