※8月24日以前の日記は、前ページに掲載
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《2008.8.25》
8月25日(月)息子たちの作品展→王宮(エメラルド寺院)→暁の寺など
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タイ訪問のもう一つの目的は、息子がアジアの友人たちと共に開催している「作品展」を見ることで、その会場(クルスパー出版記念館)に向かいました。ところで、きょうは月曜日。町中に黄色が溢れています。タイでは曜日の色が決まっていて、国王の誕生日である月曜日は、ほとんどのタイ人が黄色(月曜の色)を着るのだそうです。ちなみに、胸に王室マークが付いた黄色ボロシャツ姿の弟は、しばしばタイ人と間違われました。
展示会場は、以前は印刷所だったという政府施設です。近くで行われている反政府デモを避けて到着。息子の作品は、手のポーズ写真を組み合わせてアインシュタインの顔を表現しています。タイ人作家も同じ手法で、失脚したタクシン元首相の顔を使って、後継のサマック首相の顔を作っていました。作品展を見終わった後は、会場近くにある王宮や同じ敷地内のエメラルド寺院、さらにワット・ポーの涅槃仏などを見学。
対岸にあるワット・アルン(暁の寺)には渡し船で渡り、中央塔の急な階段を上りました。三島由紀夫が同名小説の舞台にしたと言われるこのお寺は、チャオプラヤー川から美しい姿を眺めることができます。そして、寺の大仏塔から見た対岸の景色も、また格別でした。