8月2日(月)台風は幾分かのしのぎやすさを残してくれましたが、被災地は大変でしょう。
※8月1日以前の日記は、前ページに掲載
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《2004.8.2〜5》
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自治体議員勉強会の志木合宿に向けての資料づくり、会計処理などを済ませました。そして、夜は、11年ぶりに再開した「市政・法律相談」。初日から5件の予約が入りましたが、対応しきれないので1件は別の日にしていただくことにしました。「議員活動報告」に小さくPRしただけなのに、これほどの反応があって驚いています。原則として、毎月第1月曜日に実施予定。次回は、9月6日(月)午後6時半〜です。
8月3日(火)心配した雨もなく、琵琶湖畔の透き通った日差しを浴びました。
志賀町町長選挙の告示日です。市役所前での「第一声」に間に合うように…と車で出かけたのですが、渋滞に巻き込まれて遅刻。すでに出発していた選挙カーを追いかけ、昼すぎまで同乗させてもらいました。志賀町は琵琶湖西岸と比良山系の山々に挟まれた細長い町で、初日は北から南に下るという戦法です。北端の北小松では、湖畔の入り江から集落内を徒歩でまわり、琵琶湖と共に生活を営んで来られたであろう人々の暮らしぶりを、文字どおり垣間見ることができました。山麓の別荘地にも分け入って、深い緑の中に散在して常住される人たちにも立候補挨拶を届けたいという、律儀な候補者に付き合いました。山にも湖にも豊かな自然があって、この自然を原資としたまちづくりを訴える候補者の主張には説得力があります。そんな町に混乱をもたらせたのは、産廃も一般ゴミも合わせて処分するという大型ゴミ焼却場の設置計画。さまざまな利権構造にくさびを打ち込もうとする候補者の真面目さは、きっと多くの有権者の納得を得られるものと思われます。
8月4日(水)正午ごろ誕生した台風11号が、また四国、近畿に近づいています。
インドに出張していた弟が、帰りに立ち寄ったタイで買ってきたドリアンを土産にくれました。かつて長期赴任していた折に、当人がすっかり好物になったという「果物の王様」だそうですが、強烈な臭いに閉口。実は、関西空港の手荷物受け取り台に乗って回ってきたとき、同乗の客のひんしゅくを買ったとか…。ところが、硬くて痛いトゲのある表皮に覆われたラグビー・ボールのような実を軍手と包丁で“解体”してみると、なるほどの「美味」。事務所のスタッフやボランティアの皆さんにも好評(?)だったようです。
8月5日(木)台風通過後の天候が不安定で、時折、強い降雨もみられました。
このところ堺市では、固定資産税の課税間違い、国民健康保険料の過大徴収など、「まことにお粗末」としか言いようのない行政ミスが続いています。新金岡町のYさんからは、「ミスに対する対処の仕方が納得できない」との電話もありました。しかも、同じようなミスは過去にもあって、かねて議会での指摘もしています。きょうは、そんな“お粗末行政”のひとつと言える、10年前に寄贈・寄託されたままお蔵入りになっている58台の「ヒストリック・カー」について、所管する国際文化観光部に出向いて調査。併せて、昨年9月に突然「スーパーアドバイザー」という肩書きで堺市顧問に就任した木村政雄さん(元・吉本興業常務)の、これまた突然の辞任について事情を質しました。月額50万円、在任11か月で550万円の報酬が税金で賄われていますが、これに見合う成果はあったのでしょうか。就任から辞任に至る経過も、いまひとつすっきりしません。