きょうは、かつて私の子どもたちも通った新金岡小学校の入学式にお招きいただきました。朝降っていた雨も式が始まる前に上がって、よかった。式場では、お父さんやお母さんの若さに世代ギャップを感じましたが、考えてみれば、来年は、わが孫も「新入生」です。
午後から、市役所で会派メンバーとの打ち合わせや調査。会派結成により、内部での「意見調整」や「情報交換」という新しい仕事ができました。

泉ヶ丘駅前で、田中丈悦議員と合同の街頭活動。２～３月議会でのお互いの発言を語るとともに、新しい会派「堺・美原市民ネット」の結成や、この会派として「政令指定都市実現意見書」に反対した理由などを報告しました。２人分をセットしてお配りした「議員活動報告」を受け取って下さる方がいつもより多かったのは、やはり相乗効果のためでしょうか…。なお、街頭活動で配布している「長谷川俊英議員活動報告№13」をアップロードしました。
▼市議会本会議場・最前列のわが会派議席…左から、■■■■、月森正浩、田中丈悦各議員と、長谷川俊英

今朝の街頭活動は、栂・美木多駅です。今にも泣き出しそうな曇り空にも負けないほど、駅周辺の桜は見事に開花。終了後、各地域で「議員活動報告」の配布を引き受けて下さっている方々をまわりましたが、期せずして“お花見ツアー”となりました。
午後遅く登庁したら、旧美原町住民（現堺市民）の皆さんらから提出されていた住民監査請求について、「堺市監査委員がその一部を認めた」との情報が入りました。監査委員事務局に確かめたところ、その内容は次のようなことでした。
●住民監査請求の趣旨　①旧美原町役場は、国保料の滞納者から、すでに時効となっているものを違法に徴収し、判明した１１７世帯分の１６００万円に還付金を加え、１７４５万円を返還しようとしている。②これは、元町長ら職員が法律上の適切な滞納処分を行わなかった結果であって、町に損害を与えた。③従って、彼らが町（現在の堺市）に対して損害を回復するために必要な措置をすることを求める。
●監査委員の監査結果　①還付した行為そのものは、本来徴収することができない保険料の返還であるから、町に損害を与えていない。②しかし、時効で消滅した滞納債権を徴収した行為は明らかに違法、不当である。③また、当該の徴収行為をきっかけとする「還付加算金」（５６万１８００円相当）の支出も違法、不当である。④職員に故意や重過失はないが、元町長には義務違反があるから、その損害額を堺市へ支払わせること。
請求の一部とは言え、監査委員は明確に「高岡寛・元町長」の怠慢行政による損害発生を認めました。こんないい加減な仕事をしてきた人が、失職するはずだった合併後、どうして「堺市名誉顧問」に就任し、町長当時と同じような厚遇を受け続けているのでしょうか。