12月13日(木)昨日午後からの雨が降り続き、昼食休憩時にも小雨が残っていました。
《2007.12.13〜14》
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※12月12日以前の日記は、前ページに掲載
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きょうは、建設委員会と文教委員会で委員外議員発言。昨夜遅くまで質問準備をしていたため、さすがに今朝の散歩は中止しました。11月24日から19日間、1日も欠かさずに歩いてきたので残念ですが、総務財政委員会が開かれる明日も休もうと思っています。
さて、建設委員会では、堺市が大阪府から管理を引き継いだ府道で起こった交通事故に関する訴訟のことを質問。また、文教委員会では、ある中学校での体罰事件と、事件に対する市教委や学校の対応の不適切さについて質しました。
なお、昨日の市民環境委で発言した金岡南校区自治連合会の問題が、今朝の産経・毎日両紙で報道されています。産経新聞では、一連の疑惑の発端となった市有地の無断転貸に関する不当利得の返還状況のことが記事になりました。このほか、地域会館の建設補助金をめぐる不正をはじめ、同連合会への各種補助金や交付金をめぐって、疑問がどんどんふくらんでいます。   ●産経新聞(2007.12.13)
12月14日(金)風があって、体感温度がグンと下がりました。
●毎日新聞
(2007.12.14)
毎日・朝日・読売・産経の各紙に、昨日の文教委員会で質問した市立中学校での体罰事件のことが報じられました。
早速、関係校の保護者らしい人からお電話をいただくなど、新聞の影響は大きいようです。ただ、限られた紙面で記者の方々が伝えて下さることは、事件のほんの一部にすぎません。例えば、堺市には16年前に作られた「体罰根絶マニュアル」があって、体罰発生時の処理ルールが決められているのに、今回の体罰事件の処理がそれを踏み外していることまで書き及ぶ余地はなかったようです。最初に起こった事件がきちんとルールどおりに処理されていたら、おそらく2度目の体罰はなかったのではないでしょうか。
この「体罰根絶マニュアル」は、1990年の9月議会で体罰問題を議論した折に私が提案し、12月議会では「作成中」との答弁があり、翌91年の3月議会で概要説明が行われています。その後、何度か改訂されていますが、策定当初は全国的にも注目されたものです。なぜ体罰が許されないのか、それが効果的教育法ではないことを説き、「体罰を否定する指導観に基づいた生徒指導体制の確立」などの方向を示しています。ところが、今回の事件では、学校だけでなく市教委までもが、このマニュアルの意義を忘れて措置を誤りました。
さて、きょうの総務財政委員会では、議長や特別委員会正副委員長の報酬アップ議案をめぐって、修正案を提出するなど厳しい議論を展開しました。このページの“紙面”(?)もなくなったので、激論の様子はまた明日の日記で…。