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《2009.1.26〜29》
午前中、大阪地裁での用事があったため、駅前議会報告の予定を外しました。午後、堺東社会保険事務所で私用を済ませてから市役所へ。議会事務局でたまたま顔を合わせた議長と懇談。また、皆さんから届いているアンケート回答などに関して、いくつかの担当課を回って調査しました。配布中の「議員活動報告」(新春号)に地域活動への取り組みを掲載したせいか、様々な課題が寄せられています。個々の問題を具体的に解決するためには、少々時間を要しそうです。
1月27日(火)昨朝よりも幾分緩やかだった冷え込みが、日中もそのまま続きました。
JR堺市駅前で議会報告。「毎号、これが楽しみです」とおっしゃる方、遠くから手を振って下さる方、手袋をとって握手を求められる方…。たくさんの温もりをいただきながら、寒さに耐えました。きょうも社会保険事務所に立ち寄って、午後から登庁。倫理条例の運用についてご提言をお持ち下さった市民の皆さんと懇談しました。
1月28日(水)とても寒い朝でしが、日中には気温が上がり、自転車で出かけました。
事務所から出かけるときの外気温は1℃。寒風の中で南海・百舌鳥八幡駅前に立ちました。厳しい寒さのためか通行される方の数は少ないのに、「議員活動報告」はよく受け取っていただきました。また、昨日の堺市駅でもそうだったのですが、車の窓を開けて催促される方がいらっしゃるなど、この駅でも皆さんが温かです。午後は、南海・中百舌鳥駅近くの道路や踏切のことなど、改善のご相談があった現場に足を運び、また、担当職員と対応策を協議しました。
1月29日(木)朝は少し寒かったものの、日中はまさに“春”を感じさせられる日でした。
JR百舌鳥駅前で議会報告。思えば、昨年
10月10日にこの場所で皆さんにお届けしていた「議員活動報告」を受け取りにきた議員が、真っ先に海外視察への参加辞退の意思を固めたようです。今年度の海外旅行が中止となった“功労者”と言うべきかもしれません。
さてきょうは、午後1時15分から大阪地裁で、シャープ工場の建設にからむ清水建設(指名停止業者)への堺市の発注の違法性を問う裁判の判決があったので傍聴しました。806号法廷で吉田徹裁判長が読み上げた主文は、原告住民の請求を却下または棄却するとの内容でした。やっぱり行政訴訟では住民の思いは通らないのか…と失望の念を抱きながら、弁護士事務所で判決文を読んでいて、目を見張りました。
判決は、「(堺市が行った)クラスター工事に係る随意契約は違法という評価を免れない」と言い切り、この点に関する原告の主張を認めています。つまり、この裁判で問われた堺市のコンプライアンス無視を厳しく非難しているのです。夜遅くなってから木原市長は、「判決の結果については勝訴である。しかし、一部判決理由の中に承服しがたい部分もあるが、今後検討していきたい」とコメント。事実上の“住民勝訴”ともとれる判決に戸惑っている様子が丸見えです。
▲司法記者クラブで発表する原告住民と弁護士