8月23日(火)朝、北部の山々に雲が沸き起こっている様子。中国道は雨でした。
昨夜から照射部の皮膚にかゆみを覚え、毎日早朝に様子を見に来てくださる主治医に相談すると、かゆみ止め塗り薬の処方がありました。陽子線治療は33回目。もう6回で終了します。看護師から「患者カルテ」の説明を受けましたが、粒子線医療センターでの治療が終わってから10年間、経過を観察して3か月ごとに報告することになります。必要な場合は、アドバイスや診察を受けることもできます。
さて今日は、今回の入院中にぜひ訪ねておきたいと思っていた岡山県真庭市に出かけました。同市は、日本で初めて不育症に対する助成金制度を実現した自治体です。昨年12月議会で堺市の不育症対策を議論した際、資料や情報を送っていただいたお陰で、竹山市長がこれまでの施策欠落を認め、助成金制度の検討を約束したのです。
粒子線医療センターでの、34回目の陽子線治療も無事に終わりました。この治療施設のある播磨科学公園都市に「星のひろば展望台」という場所があることを知り、立ち寄ってみました。写真は展望台からの眺望で、奥の山裾に見える施設の左手がSPring-8、右手に粒子線医療センターが写っています。また、この展望台から下りて来ると、県立大学附属中学校横の路上に鹿が立ってこちらを見つめていました。車を止め、カメラを向けうようとしたのですが、さすがに素早く逃げ去りました。逃げ込んだのは、付属中の反対側にある山地。この林の中に展望台もあります。
ところで、照射位置の皮膚のかゆみは、処方された「ベナパスタ」を塗るとよく効いています。もっとも、医師から「炎症がある間、プールでの刺激は避けたほうが…」との指導があったので、午後はトレーニングジムだけにし、泳げない分、ランニングマシーンの距離を2倍にしました。