《2012.2.15〜16》
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※2月14日以前の日記は、前ページに掲載

月15日(水)降り始めて3日目になる冷たい雨。今日も一日ぐずついています。

●30年来の懸案…市有地での釣り堀営業が解決
ところで、すでに新聞報道されましたが、私が30年前から求めてきた、公園用地内での釣り堀営業について、立ち退き交渉が解決し、そのための経費支出が2月議会に提案されます。左の写真は、「市長が解決姿勢を示せ」と迫った2006年9月議会での議論に際して撮影した「天王池」。それ以後、営業者との交渉に進展がみられ、もうひとつの懸案だった「永山池」については、昨年3月に解決しています。永山池の担当は管財、天王池は公園と所管は異なりますが、難航していた交渉をまとめるに至った関係職員の労をねぎらいたいと思います。

午後から、来年度予算案の説明です。概要はすでに新聞などで報道されていますが、一般会計の当初予算総額は3510億円。前年比2.4%の伸びです。私が議会で強く主張してきたことに関しては、新規事業として「総合がん検診」(約5153万円)、JR堺市駅東側エレベーター設置のための調査委託費などが盛り込まれました。しかし、不育症治療費の助成は実現しませんでした。なお、総合がん検診は、各種のがん検診をいちどにまとめ、休日(土・日・祝)に受診できる制度で、平日は仕事で忙しい方々にも受診機会が広がります。ただ、受診できる病院などの所在地に偏りがあって、南区や美原区では受診機関の確保が課題となります。

月16日(木)雨はやっと上がりました。しかし、すっきりしない曇空で寒さは続きます。

午後、市立堺病院での打ち合わせから戻り、議員控室で仕事をしていたら、「安全なエネルギー対策特別委員会」の模様がモニタースピーカーから流れてきました。通常の委員会運営とは異なる雰囲気に興味を抱き、委員会室に足を運んで傍聴。「意見交換会」との名目の会議だったのですが、出席者は同委員会委員(11人)だけではありません。他に、担当副市長をはじめとする関係職員(13人)、関電大阪南支店長など同社員4人、大阪ガス南部地区支配人など同社員8人、それに特定の消費者団体に関わる市民5人。上の写真のように出席者が机を囲んで意見を交わしていました。市民や事業者を交えての議論は特別委員会の会議形態として新しい試みで、検討中の議会改革のモデルともなりそうです。ただ、参加市民を特定団体の人とせず、公募など広がりをもつようにすれば、もっと意義深いものになったような気がします。
●来年度予算案の説明会はお流れ
なお、今日は朝から、財政局による予算説明のために登庁したのですが、当局の説明態勢が整っていなかったため、明日に延期となりました。時間が空いたので、昨日いただいたお手紙による相談に対応。また、2月議会での議論に備えて資料請求などに当たりました。

予算説明の後は、道路部、商工労働部、保育施策推進室、市教委などから報告を受けました。

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