《2012.3.14〜15》
(1082)
※3月13日以前の日記は、前ページに掲載

月14日(水)朝は1℃、午後11℃。ヒマラヤユキノシタが何年ぶりかの花を付けました。

午前中は、事務所で仕事。朝いちばんに来訪を受けた北区長からは、大豆塚町2丁の住民組織に関する報告を受けました。年度末の退職を控え、この問題に対する責任に区切りをつけようとする努力は評価したいと思います。区長と入れ替わるようにやって来たのは、旧知の剣道家のOさん。いっしょに来られたSさんの話も参考になりました。
午後は、市役所で予算委員会の総括質疑に向けて関係者と協議。私が質問通告しているテーマの一つは、文教分科会で指摘した「学校建設費」。東陶器小学校の移転建て替えをめぐる地元住民の意見対立と、これに関与した疑いがある市教委の対応を質します。またもう一つは、健康福祉委員会で市長に出した宿題(後援会の領収書)です。

今日の予算委員会総括質疑で、維新の会2番手の質問に立った池田かつし議員が、予算審議とはまったく関係のない発言をしました。(以下は、その要約です)
▼健康福祉委員会での長谷川委員の発言趣旨は、善龍寺学園の運営費が不適切に会計処理され、私に対する支出が政治資金規正法に触れる疑念を持つというものだった。そのような事実は一切なく、断固抗議する。
▼何ら検証もなく事実と異なる資料を示すなど、長谷川委員の発言は根拠に基づかない欺瞞に満ちたものだ。発言の取り消しを求め、長谷川委員のブログ(「アクション日記のこと)内にあるこれらの記述の即刻削除を求める。
▼正義をかざした長谷川委員の発言は、当該法人の運営、同幼稚園の教育環境にプラスに働かない。

●池田議員の発言が終わるのを待って挙手、「委員長、議事進行」と告げました。

以前、池田議員はツイッターで「会議規則などくそ食らえ」と叫んだことがあるのですが、今回も「発言は議題の範囲内で行う」という会議規則の規定に違反しています。とりあえず発言が終わるのを待って、議事進行に関する協議を求めました。休憩を宣告した委員長が理事会を招集し、冒頭に「池田発言は、質疑内容を事前通告するという総括質疑の取り決めにも違反する」と苦言。維新の会を除く全理事が、「発言を取り消すべきだ」との意向を表明しました。
●池田議員は発言取り消しを「拒否」。やむなく、私の発言が認められました。
ところが、池田議員は取り消しを拒否。やむなく理事会では、予算委員会の審議続行を優先させるため、「長谷川に発言機会を与えた後に会議を進行する」と決定し、池田議員の会議規則違反は議会運営委員会で議論することにしました。会議再開後、私は、12日の日記13日の日記をプリントアウトしてスクリーンに映し、健福委員会での発言は事実を示す資料に基づくものであることを説明。根拠資料も提示した上で、日記に「池田議員の説明が待たれるところです」と書いており、池田議員の要求はまったくの筋違いである旨をじゅんじゅんと説きました。
●なんと、私の発言中に、「長谷川発言を中止させろ」という動議
ところが、私が上記のような発言をしている最中、「これ以上言われたらまずい」と思ったのでしょうか、同じ維新の会の西林克敏議員が「動議」を提出。「長谷川委員の発言は議事進行の内容ではない。中止を求める」と言うのです。理事会の決定を無視した動議でしたから、委員長がただちに会議に諮ったところ、維新以外に賛成者はなく、動議は成立しませんでした。
●池田議員の“悪あがき”…こんどは「自分にも発言させろ」という動議
西林議員の動議で中断された発言を私が終えたら、今度は、池田議員が「動議」を出しました。「もういちど自分にも発言させろ」というのですが、今日の会議は「予算審議」が目的です。そのことさえわきまえない維新の会の傲慢ぶりに、他会派の議員があきれかえっていました。もちろん、その動議も即座に否決です。実は今日の委員会室には、朝からMBS(毎日放送)のカメラが入っていました。どうやら池田議員の発言の様子を録画したかった模様で、ずっとその姿をレンズが追っていました。カメラを意識した、池田議員の発言だったのかもしれません。ただ、ハプニングの一部始終も、映像記録としてテレビカメラに残ったものと思います。

月15日(木)総括質疑でハプニング→“くそ食らえ”市議がまた会議規則違反

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