《2012.3.16》
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※3月15日以前の日記は、前ページに掲載

月16日(金)今日の気温は2℃〜14℃。暖かさが増しています。明日は彼岸の入り。

予算委員会全体会議の2日目です。昨日に引き続いて総括質疑、そして討論(各会派の意見表明)が行われ、どちらも私は最終バッターとして発言しました。
●竹山市長→「ながそね幼稚園へのパーティー券代金の返還はやぶさかでないが・・・」
まず、先の健康福祉委員会で宿題を出していた市長に、「ながそね幼稚園」宛ての「竹山おさみ連合後援会」の領収書についての答えを求めました。市長の答弁は、「ながそね幼稚園が諸々の問題を抱えていたことを最近知った。そんな法人に対して(代金を)返還することはやぶさかでない。しかし、選管に確認したら公選法(寄附の禁止)に抵触する可能性があるとの見解だったので、慎重に対処したい。ただ、新年互礼会は市民個々人で成り立つものだから、(今後は)補助金交付団体からの購入申込を避けなければいけないと考えている」とのこと。
●補助金交付団体のパーティー券購入に関する「政治資金規正法」の規定
政治資金規正法では、補助金交付団体による政治家への寄附を禁止しているものの、政治資金パーティ券の購入についての規定はなく、ただちに違法とは言えません。健康福祉委員会での私の指摘は、前年(22年)の収支報告書に、パーティー券売り上げ収入=1225万円、パーティー経費支出=約709万円と記されおり、差し引き=516万円の利益があるから、これが「寄附」に該当するとしたら違法性を問われるのではないか…という趣旨です。23年の収支報告書はまだ未公開なので、併せて調査するように求めていました。
●竹山おさみ連合後援会の「22年収支報告書」は「計算ミスがあり、訂正する」と・・・
市長の答弁によると、調査の結果、「22年報告書」の収入に大きな計算ミスがあって、今日、大阪府選管に減額修正を行う(つまり多額の利益はない)とのこと。また、「23年報告書」は十分留意して提出する旨の表明もありました。私は、「22年の修正報告書や、23年の収支報告書を改めて点検させてもらう」と表明。今後の補助金交付団体と関係については、「市長として、姿勢を正してもらいたい」と釘をさしました。
●東陶器小学校「移転要望書」の原稿FAXは、市教委から西井議員に送信
総括質疑の2つ目のテーマは、地元意見が二分している東陶器小学校の移転建て替え問題。上の写真のスクリーンに映しているのは、文教分科会で経緯調査を求めたファックスです。同校区自治連合会長が平成21年6月16日付で教育長宛に提出した要望書の原稿で、学校管理部長の指示を受けて作成した施設課長が、前日(6月15日)に課員に命じて西井勝議員(現在、ひき逃げ事件で公判中)の自宅か事務所に送信したことを、市教委は認めました。
●前代未聞…「要望書」の代書。はたして、その意図は何だったのか。
この行為から疑われるのは、市教委の意向に添うような要望書を出してもらうために仕組んだことではないのか…ということです。当局は否定しますが、現在の自治連合会長やPTA会長が移転計画の「白紙撤回」を求める要望書を出している背景には、このような不透明な動きも一因となっているはずです。討論の際、「建て替えの必要性を認めるが故に予算に反対しないが、その執行にあたっては、地元住民がこぞって歓迎できるような計画を練り上げることを大前提としてもらいたい」と注文をつけました。

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