疑問点のひとつは、左のレシートです。大阪府大の生協が発行したもので、合計2331円が「資料購入費」として支出されています。レシートの印字「ひとくちモナカ」や「美松キャラメルクー」は、きっと当人の口に入ったものでしょう。
資料購入費が突出している「コピー」全部の支出合計額も、会派の収支報告書と整合しません。
■■元市議は、提訴直前の見張り番総会で政務調査費について講義しています。もしも、自己に不利な判決を予測して提訴を取り下げたのなら、訴訟目的の不純さが疑われないでしょうか。
●■■元市議は、提出証拠「コピー」の原本確認も拒否
しかも、■■元市議が提出した「コピー」の内容にはいくつもの疑問点がありました。裁判手続きでは、提出証拠の「原本確認」ができるのですが、当人は、それも拒否しました。
今日は、雨のため駅前議会報告は中止し、午後から登庁して、選管、議会事務局などと協議。
2007年5月、堺市議会各会派の政務調査費支出をめぐって、総額4億2千万円の返還を求める住民訴訟が起こりました。原告は、その年4月の堺市議選に落選した■■■■元市議などで、「市民グループ・見張り番」のブログにも提訴した旨の記載があります。以来5年間、大阪地裁で続いてきた審理は大詰めを迎え、7月6日から証人尋問が予定されていました。ところが、先日(4月23日)の弁論準備手続で原告が訴訟取り下げを表明。今日、「取下書」が提出されました。取り下げの理由は、まだ明らかにされていません。
●指摘されていた■■元市議自身の違法支出
この訴訟では、■■元市議と親しい堺市職員が原告となって、私と■■元市議の政務調査費支出の違法性も指摘していました。私の支出については、指摘年度のすべての支出内容を裁判所に提出し、また必要なものには領収書コピーも添付しましたから、すべて「適正支出」との判決が出ると確信していました。他方、■■元市議は、「領収書綴りを紛失した」と言い、
「コピー」と称する資料を示しました。本来、領収書などの会計書類は所属する会派の経理責任者が保管すると規則で定められているのに、■■元市議は、会派代表者や経理責任者から再三の請求を受けても、引き渡していなかったのです。
4月26日(木)朝から、降ったり止んだりの天候不順。気温も22℃までしか上がりません。