(1139)
《2012.8.21〜22》
※8月20日以前の日記は、前ページに掲載

月21日(火)また寝苦しい朝。そして34℃に…。期待した夕立もパラつく程度で効果なし。

朝、南区にお住まいの方から突然の電話。どこかで入手された「議員活動報告」をご覧になり、前立腺がんの治療法に関する相談でした。十分にお役に立てたとは思えませんが、少しでも不安を和らげられたら幸いです。
さて今日は、2月の公開講座で知り合ったNPO法人「がんと共に生きる会」の濱本満紀さんらが、最近のがん対策をめぐる情報交換の会合をされるというので参加させていただきました。出席者は、濱本さんのほか、大阪府立成人病センター・がん予防情報センター長の津熊秀明先生、同センター企画調査課参事の井岡亜希子先生(医学博士)、大阪府医療部保健医療室健康づくり課の課長補佐として府のがん対策条例の制定にも尽力された森元一徳さん(現在=商工労働部雇用推進室雇用対策課)など。堺市での条例やがん施策をめぐる議論にあたって参考になる貴重なお話を伺いました。

なんやかんやで、102歳の誕生日を迎えた母に祝福の言葉をかけに行くのはずいぶん遅くなってしまいました。病室に入ると、病院職員の方々のお手製色紙が床頭台に飾られ、枕元が華やかです。「いつまでも、かわらしい朝子さんでいてください」とのメッセージも添えられています。皆さんの温かい心遣いに見守られて当人はすやすや眠っていました。
夕方は、事務所で交通事故の相談者に対応。8月議会の開会が近づき、忙しさも増してきたようです。

朝から登庁して、議会運営委員会を傍聴しました。午後は、議会力向上委員会の研修会。講師の東京財団研究員・中尾修さん(元・北海道栗山町議会事務局長)は、議会基本条例を制定する際、@市民への議会報告会(意見交換会)、A請願・陳情者の意見陳述、B議員間の自由討議が必須要件になると強調されました。研修会終了後、上下水道局、公園部、市立堺病院などから議案に関する説明。また、議会事務局に依頼している政令各市のがん施策に関する調査の内容について、健康部と協議しました。
●がん対策推進条例の内容に関する提案
ところで、今日の議運では、「がん対策推進条例」を議員提案する旨が正式に表明されました。そこで、条例案作成に当たった公明党議員と懇談し、昨日の情報交換会に参加された皆さんからいただいた意見を参考にして、次のような修正の検討を要請しました。
@前文→堺市民が直面しているがんの状況や市立堺病院の取り組みなどを補記できないか。
A第8条→がん検診の受診率向上に関して、「計画組織化された検診」を挿入できないか。
B第13条→がん患者と家族への支援に関して、「就労支援」を加えられないか。
C附則→一定期間後における「条例内容の見直し」に関する規定を設けられないか。
また、条文中の「市民総ぐるみ」や「女性特有のがん」という用語の検討、議員全員の合意が可能なら受動喫煙の定義規定の「室内」を「建物内」と厳しくすることも提案しました。
●病院で102歳の誕生日を迎えた母

月22日(水)昨夜も暑かったけど、明け方に涼風。しかし、日中は33℃の真夏日です。

「アクション日記」月別インデックスへ