《2012.8.23〜24》
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※8月22日以前の日記は、前ページに掲載

昼前の新幹線で大阪を発ち、午後、福岡市役所を訪問しました。実は、明日から2日間、自治体議員政策情報センター「虹とみどり」が主催する「全国政策研究会」が福岡市で開催されます。そこで、この催しに参加するのと併せて、福岡市が取り組んでいるがん対策の状況について調べてみようと思ったからです。
まず、議会棟7階にある会議室で、議会事務局総務課長の浦茂雄さんと同課の志田渉さんから福岡市の概要についてのレクチャーを受けました。続いて、保健福祉局保健医療部保健予防課健康推進係長の倉員知子さん、同係の松村むつみさんと面談。「よかろーもん」と名付けたキャラクターを活用して展開しているがん検診の推進施策、また、同市が保険会社や大型量販店との提携によって進めている事業についてなどについて教示を受けました。

午前中、臨海部に建設中の「資源循環型廃棄物処理施設」を視察しました。ガス化溶融炉を導入した新しい清掃工場で、手渡された資料の事業概要には「堺市内で排出される一般廃棄物を安全、安定的、衛生的かつ経済的に処理する施設」とうたわれています。しかし改めて調べてみると、環境問題ルポライターの津川敬さんがガス化溶融炉の問題点を指摘しており、精査が必要かもしれません。
また、この事業をめぐっては、2008年3月に住民監査請求が提起されています。その際の住民の指摘は・・・

ところで、今回の出張を計画していた今月初旬に福岡市内のホテルを探したのですが、今日と明日はどこも満室。どうやら、SMAPの福岡公演と重なったためのようです。かろうじて、市の中心部からはかなり離れた東区和白町のビジネスホテルに1室だけ空いていたので、予約しました。もっとも、明日から参加する全国政策研究会の会場(福岡県教育会館)は地下鉄箱崎線の箱崎宮駅近くにあり、箱崎線終点の貝塚から出ている西鉄貝塚線の7駅目が和白なので、そう不便ではありません。

監査の結果は、「本件事業契約が不当な契約であるとの請求人の主張には理由がなく、この主張に基づく措置の請求についても理由がないものと判断する」とのことでした。しかし、今日の視察に参加していた議員の中にも、新日鉄系企業への発注経緯への疑問を口にしている人がいました。

堺市は、臨海における溶融炉の新清掃工場建設・運営を本市で最初のPFI事業で行うことを決め、平成16年末から事業者選定に着手し、最終的に新日鉄エンジニアリング鰍中心とするグループを選定した。そして、平成19年2月13日に仮契約を交わし、同年3月16日に議会の議決を経て本契約となった。しかし、その選定については、公募と言いながら、結果的に上記1グループの応募しかなく、その上、その『提案金額』が堺市の示した『上限額』の99.8%という極めて異常ともいうべき額であり、市民としては到底納得できるものではなく、この公募には根本的な問題があると考える

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月24日(金)もちろん福岡も暑いですが、今日の最高気は32℃だそうです。

月23日(木)「処暑」ではありますが今日も34℃。夕方、雷鳴と共に待望の降雨が…