9月23日(日)昨夜からの雨がお昼まで続き、午後も時折小雨。お陰で気温は25℃まで。
9月22日(土)秋分の日。日中はほぼ晴天で28℃。運動会にはこの上ない日よりでした。
30数年前に娘と息子が通園したのをご縁に、毎年お招きいただいている金岡二葉幼稚園の運動会。園児たちの楽しげな演技を見せてもらいました。この子たちのお父さんやお母さんは、もう我が子よりも若い世代に見えます。
その後、明日まで開催中の「りぶ・らぶ・らいふ あーと展」を鑑賞するため、サンスクエア堺B棟へ。堺市内の授産所や作業所9団体を利用する障がい者の作品に加え、福岡県大野城市の松澤造形教室からの応援出展もありました。
昨日「りぶ・らいぶ・らいふ あーと展」を見てもらった大野城市議の清水さん、筑紫野市議の辻本さんが、会合閉会後に堺市を見たいというので、午後、にわかガイドを買って出ることにしました。同じ会合に出席していた和泉市議の小林昌子さんにも同行していただき、まず、「ちく満」のせいろそばで昼食後、くるみ餅の「かん袋」にも立ち寄りました。
●戦前の町屋が残る「七まち」歩きからスタート
何はともあれ、江戸期の堺の町割りが残っている旧市街地を見てもらおうと、北半町西のお線香屋さん「薫主堂」へ。当主で「堺市ものづくりマイスター」にも選ばれている伝統工芸士の北村欣三郎さんご夫妻とお会いすることができました。その後、「藤井刃物製作所」(北旅籠町西1丁)を訪ねたところ、「包丁づくり体験コース」の実践中でした。忙しい手を少し休めてくださった藤井啓一さんのお話によると、「最近、結婚式のサプライズで手作り包丁をプレゼントする人が増え、今日もそのための体験者の方が来られている」そうです。
続いて、同じ町内で昨年秋に公開された「清学院」を見学。この町で生まれた河口慧海が学んだ寺子屋です。また、町屋を改装したギャラリー&喫茶「ろうじ」には慧海コーナーの展示が設けられており、ここで一服して店主の志賀和子さんと懇談。最後に、「山口家住宅」に案内しました。ゆっくり歩いた旧市街地の北部は、第二次世界大戦の戦災を免れ、戦前からの町家が残っている風情あるまちです。
この「あーと展」は、北区東浅香山町の「障がい者作業所こだま」を主宰する田中逸郎さんが、韓国旅行の際に偶然知り合った大野城市の松澤(城戸)佐和子さんから、松澤造形教室に学ぶ知的障害児の作品展をしていると聞き、自分たちでもやってみようと企画したものです。そんな経緯を田中さんから知らされ、たまたま堺市民会館での会合に出席中の大野城市議・清水純子さんに連絡してみました。「松澤さんとは旧知の間柄」だというので、夕方、会場に案内。昨日から来堺中の松澤さんもびっくりしながら、予期せぬ出会いを喜んでおられたようです。
■写真の後列=右から松澤さん、清水さん、筑紫野市議・辻本美恵子さん。前列=右から田中さん、長谷川