《2012.11.13》
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※11月12日以前の日記は、前ページに掲載

昨夜からお世話になった高知市の宿は、窓から高知城を望める市内の中心部にあります。遍路道からは離れているのですが、以前に来県の際、味を占めた「ひろめ市場」の塩タタキを食べたくて、同市場近くの宿を選びました。

なお、乗船前のフェリー待合室で三重県松阪市の男性遍路(Tさん)と出会い、その後は二人旅。33番雪蹊寺、34番種間寺にお参りして宿へ。【歩行距離19.7q 31,293歩】

ともあれ、今日は高知市内の移動ですから、宿でゆっくり過ごし、昨日歩き終えた五台山小学校前へはタクシーで向かいました。通常より1時間以上遅い9時すぎに、同小前(写真右上)をスタート。南国市に入ってすぐの石土池に差し掛かると、手招きされる男性がいます。道ばたに車を止め、簡便なテーブルと椅子を準備して、通りかかる遍路に温かいお茶の接待をしてくださっているのです。お話を伺っていると、堺市の「中百舌鳥公園団地」に弟さんがお住まいとのこと。ついつい邪心が生じ、名刺を渡してしまいました。

11月13日(火)第5日=高知市の第一宿〜32番〜33番〜34番〜高知市の第二宿

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四国遍路・区切り打ち日記(第2回)

今日はお接待が続き、32番禅師峰寺でのお参りを済ませると、境内で柿とミカン。かわいい手でミカンを差し出してくださったのは、2歳の幼女でした。祖父母と共に、参拝者をもてなす心を育んでいる姿に感激。孫娘を思い出しながら写真を撮らせていただきました。また、道中で県営フェリー(無料)を利用する部分があるのですが、船内で話しかけて来られた女性は、下船してから自動販売機に走り、ペットボトルのお茶をお接待してくださいました。