今朝、MSN産経ニュースで報じられたようで、その見出しは「NZへの『ビジネス』、市議1人80万円の“公費負担”は妥当か、配慮不足か…同行の民間使節団は自費で『エコノミー』なのに」。記事には、私が本会議の討論で述べた「私たちは市民に選ばれた代表として、行政執行を監視し、注文をつけるための特別な権限を与えられているが、身分や立場にも『特権意識』があると考え違いをしていないか。市民の声にもっと謙虚に声を傾けるべきだ」との発言もきちんと紹介されています。なお、この記事に対して、たくさんの方々がツイッターでの書き込みを寄せています。兵庫県議の号泣映像とともに、堺市議たちが「特権意識」にもとづく海外旅行を強行することも全国の話題になってしまいました。
朝、様子を見に来られた担当医師の話では、「入院中の血液や尿の検査結果からすると、腎生検実施の必要性すら感じさせない」とのこと。もっとも、「その理由は、理想的な病院食に加え、ずっと安静にしている生活状態の結果と推定される」と付け加えられました。
そして夕方、生検に携わった6人の医師が病室に来られて、主治医から結果説明。「膜性腎症」との診断が下りました。症状としては、腎臓のろ過機能に多少の異常があって軽度の蛋白尿をみることがあるが、自然寛解によって改善しているのだそうです。必要な治療は「血圧コントロールだけでよい」とのこと。これは、腎生検を受ける前から行っている治療で、外来主治医の見立てに基づく治療法が正しいかったことが立証されました。まずは、一安心です。
7月11日(金)台風8号は進路外の地域に災害をもたらし、大阪では台風一過の真夏日
▲MSN産経ニュースの挿絵
7月12日(土)今日も暑くなって30.6℃。梅雨前線が戻ってきて、明日から下り坂とか。
昨夜は、「寝返りをしないように」との指導の下、窮屈な眠りに就きました。朝、腎生検の針を刺した跡を確認していただいた担当医によると、出血はまったくなく、きわめて良好とのこと。貼り付けてあった止血用テープは取り除かれ、シャワーもOK。さらに、ベッド上での安静も通常計画より1日早く解除となりました。
ところで、留守中の事務所に「W」さんと名乗る東京の男性から電話あって、「堺市議会の海外旅行決定に強い怒りを感じ、議会事務局に抗議の電話をかけた」とのお話だったと連絡がありました。「共産党まで賛成しているのに、長谷川議員は反対したと聞いた。今、アクション日記も読んでいる。がんばってほいしい」との激励もいただいたそうです。
7月10日(木)台風は九州南部を横断して潮岬へ。また夕方、病室の窓には日差しが…
朝の血圧測定で、入院中の医療行為は終わりました。今日は退院する人が多いらしく、エレベーターまで見送ってくれた担当看護師が「まるで旅館の女将気分です」と話しかけます。「けど、『また、お越し!』」とは言ってほしくないね」などと冗談を交わしながら、5日間お世話になった病室を後にしました。帰宅して、遅れていた「アクション日記」を更新。心配して電話をくださった方もありました。申し訳ありません。
ところで、全国から非難を浴びた兵庫県議は辞職。また、堺市議会の海外派遣をめぐるMSN産経ニュースを見ると93件のツィートがあります。その一つ=「号泣議員のおかげで、公金をしゃぶり尽くす地方議員の実態が見えつつあるよな。ある意味大金星かもネ」