11月24日(月)振り替え休日。気温は19.1度まで上がり、快適ですが、天気は下り坂。
午後、堺市議会が催す4回目の議会報告会。今日は、一緒に写っている議員の皆さんと「サポート議員」を務めました。受付、座席案内、発言残時間の表示などを担当。私は開会前の説明役を担っています。
午前中、議会運営委員会を傍聴。11月定例会とその初日本会議の議事運営についての協議が主な目的の会議です。終了後、スポーツ部から議案に関する説明を受けたほか、先日来、調査中の事件についても追加報告を求めました。
ところで、昨日の議会報告会について、次のようなご意見が届きました。
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▼今回は 「健康福祉について」であったにもかかわらず、聴覚障害者や視覚障害者の方などは参加されていませんでした。「初めて知った」という精神障害者の家族、障害者の生活の場を考えている方の参加はありましたが、もっと、テーマに沿った広報をしてほしかったです。せっかく「健康福祉」に絞ったのですから、障害者基幹相談センターや社協を通じて
各事業所や団体に広めるなどの工夫が必要かと思います。それに、障害者の親は土曜・日曜には動けません。参加を促すなら、区役所など身近な場所で、平日の昼間に開催してほしかったところです。
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実は私は、第4回議会報告会の開催テーマを検討しようという議論が起こった際、それなら「堺市議会及び議員に望むこと」とすべきだと提案しました。今任期最後の議会報告会だから、市民の方々に自由に意見を言っていただくべきだと思ったからです。
その後、政務活動費をめぐる問題が噴出し、私の提案テーマだったら、市民の怒りの声に議会が答えることになるとも思っていました。しかし、議会運営委員会が決定したテーマは、「健康福祉に関する本市の施策事業について」でした。政務活動費に関する問題が大きくなっても、報告会の冒頭で議長が経過報告とお詫びの発言をすることにとどまりました。
正直なところ、市民の皆さんの厳しいご意見を伺い、それに真剣に対応することを避けようとする議会に対して、私は失望を感じていました。そのため、「健康福祉」をテーマとするなら配慮しなければいけなかった諸々の課題を考えるに至らなかったのです。この4年間ずっと健康福祉委員会に所属してきたのに、まことにお恥ずかしい限りです。申し訳ありません。
ところで、議会報告会に参加してくださる市民の方の数は、第1回67人、第2回65人、第3回29人、そして第4回の今日は28人でした。第2回から半減し、毎回の顔ぶれも固定する傾向にあったので、今回は「健康福祉行政」というテーマを設定し、この分野に関心をお持ちの方々の参加を促すことを意図したのです。参加者のうち、発言された方は9人。それぞれの方がテーマと関わっての問題意識をお持ちで、初めての参加者もありましたから、企画のねらいは一応当たったと言えるかもしれません。
ちなみに、発言者は南区4人、堺区2人、西区2人、東区1人。また、アンケート回答を提出してくださった方は27人で、回答用紙に書かれた居住区を集計すると、南区11人、堺区6人、東区3人、西区3人、北区1人、中区1人、美原区1人、市外1人でした。