午前中から登庁し、関係部局と協議しながら大綱質疑で使うパワーポイントスライドを補充。計63コマのスクリーン資料を議会事務局に提出しました。もっとも、やや多くなりすぎたので、実際に使用するものを厳選し、使い切れないものは削除するつもりです。
以前にも書きましたが、今議会の大綱質疑は発言者が多く、明日の初日に10人、2日目に8人、3日目は100条委設置などの提案があるので6人とすることを議運で決めました。私の発言は2日目=3日(木)の最後ですから、おそらく午後7時以後になるものと見込まれます。
●小林議員は、返還請求の一部を拒否
さて、昨夜から今朝にかけての報道でご承知のとおり、小林よしか議員は、市長から返還請求を受けた政務活動費と政務調査費(約1051万円)のうち、約634万円は「支出の実態がある」として、異議申し立てを行うことを市に通告しました。その内容は次のとおりです。
@秘書・黒瀬氏(黒瀬議員)への人件費(約400万円) A黒瀬氏の会社などに発注したホームページ作成・維持費(約230万円) B政党機関紙「維新プレス」の印刷代(約4万円)
●昨年は返還した人件費も拒否…なぜ?
小林議員の政務活動費については、昨年度も住民監査請求ありました。その折にも「黒瀬氏への人件費は政務活動費で充当できない」との監査結果が出て、市長が返還請求。小林議員は、他のアルバイト賃金などを含め、約247万円を返還しました。また、10月19日の議会運営委員会では、議長が「返還も含めて検討していると聞いている」と説明。なのに、「やっぱり、今年は返さない」…。その理由の説明は、まだ聞かれません。
●秘書が経営する会社に発注する不透明さ
ホームページの初期構築と管理は、当初、黒瀬氏が経営する会社に発注されました。ところが、この会社が発売する政治家向けシステムを買ったのは小林議員だけ。黒瀬氏は、「会社の営業活動ができなくなった」との理由で当該業務から撤退。代わりに立ち上げた個人事業で再度の初期構築を行い、管理費も倍額にしました。秘書として見積もり比較などして決めるべき業務を自身の会社にやらせるという不透明さを、監査委員は認めなかったのです。
●他の維新議員にも波及する「政党機関紙印刷代」
政務活動費を政党活動に支出することは禁止されています。それでも、内容が市議会活動だと称して、小林議員は「維新プレス」なる印刷物を作ったようです。まだ調べていませんが、他の維新議員も同様の印刷代を支出しているのではないでしょうか。もしそうだったら、その支出も返還を迫られることになるため、小林議員は返還できない立場にあるのかもしれません。
大綱質疑本会議の一日目。トップで議案質疑をするはずだった維新の井関議員が緊急入院のため、発言者が一人減りました。開会後、公明議員が23分、ソレイユ堺45分、自民10分、共産24分、公明13分と5議員の議案質疑は午前中に終了。午後からは一般質問となり、維新1時間29分、公明21分、ソレイユ堺1時間29分、自民党49分が最後。大半の議員の発言が、通告した予定時間よりも短めだったのですが、終わったのは午後7時5分でした。
明日の私の発言は、早くて午後6時。予想では7時ころになるでしょう。100条委員会の設置などについて、竹山市長の意見も聞くつもりです。なお、終了後に議運が開かれます。