まず、中村事務局長から、同研究所が毎年行なっている議会改革度調査の指標などについて説明があり、「全国7位」とされた堺市議会でも、「市民参加」や「議長選挙」などの面で劣っていることが示されました。常任委員会の課題として「所管事務調査が行なわれていない」との指摘もあったのですが、堺市議会の場合は6つの特別委員会を設置し、それぞれが市政課題についての調査や政策提言を行なっていることを、私から説明しました。なお中村さんは、27歳で徳島県川島町(合併して吉野川市)の町長を2期務めた人です。
続いて北川顧問が約1時間の講演。開口一番、議員に頼まれカメラを構えている事務局職員の行為に苦言を呈され、「これが、議員と事務局の関係で悪いこと」と厳しい指摘がありました。その後も、「現職でなくなったから言えるが…」と断りながら、次々の改革の課題を語り、住民代表である議会こそが「地方政府」の推進役になるべきだと力説。そのために改革を推し進め、住民の支持を得られるような議会運営を実現してほしいと語りました。また、東京都や新潟県の知事選に触れ、政権政党による組織選挙を打ち破る市民の力がネット情報を介して結果を生んでいると分析。
沖縄の人々を侮辱する差別的言辞が、大阪府警の機動隊員から飛び出しました。いまどき、しかも公務員が市民に向かって「土人」「シナ人」と攻撃するなど、信じられない映像がテレビニュースで流れています。その上、松井大阪府知事が、「出張ご苦労様」のツイッター。9月の議会でも緊急質問した、沖縄への無理解と身勝手な偏見に強く抗議します。
沖縄タイムスによると、日本維新の会沖縄総支部も、同党代表でもある松井一郎氏に対する抗議文を発表したそうです。同紙は、「役所の窓口で職員が市民を傷つける対応をしたときに首長が『ご苦労さま』と言うか。『市民の心を傷つけるようなことを発言してはならない』と言うべきだ」とも指摘し、松井氏のツイッター投稿に「激しく抗議する」とした…と報じています。
南海・白鷺駅前で議会報告。乗降される方の数はそう多くないのですが、「議員活動報告」を受け取って下さる方の比率が高い駅です。スピーチを始める前、エレベーター内で「お陰で助かりました」と声をかけられ、恐縮しました。同駅のバリアフリー施策について議論したのは、2008年の9月議会。駅外エレベーターの早期設置を求め、実現できたのは2010年8月でした。
午後から登庁して、議会事務局などと打ち合わせ。また、放課後子ども支援施策をめぐってご相談を受けた保護者と市教委との話し合いに同席しました。