台風来襲の最中、堺市・羽曳野市・藤井寺市の3市議会合同の議員研修会が開催されました。阪南大学の来村多加史教授が、「世界遺産に登録された東アジアの大型墳墓」と題して講演。先日の国内推薦決定がどのように進展するか、期待を持って参加しました。しかし、来村教授が紹介した中国や韓国・朝鮮の古墳での周辺整備状況などを百舌鳥古市古墳群にあてはめることは不可能であることを、同教授自身が指摘しました。
来村教授は、「緑地公園などによる整備は困難であっても、イコモスに巨大古墳ばかり見せるのではなく、古墳を取り巻く市民生活圏こそがバッファゾーンであると主張してはどうか」と提言。「市民が小さな古墳を大切していることを見せるため、市民による古墳の保護と美化を推進する『まいこふん運動』を始めては…」との提案もありました。
●リコール署名は、市長選の関係で中断
ところで、今日は第1期リコール署名収集期間の最終日。10時50分ころには雨が降っていなかったので、北区役所前に行こうかと思いました。しかし、ほどなく雨となり、警報も出ていることから中止。もっとも、今日も集めた署名簿を届けて下さる方が次々に来訪されました。中には、市長選挙後、9月25日〜10月4日の第2期収集期間に備えて、新しい署名簿を持ち帰って下さった方もあります。
午前中、今年度から初めて所属することになった「歴史文化魅力発信調査特別委員会」。文化審議会が国内推薦を決定した理由などについて質問しました。