政務活動費を約1300万円も不正支出したと指摘されている、小林由佳議員と黒瀬大議員。この2人に対するリコール署名が始まったのは6月16日でした。
市議会の百条委員会でも曖昧な答弁を繰り返し、ときには偽証の疑いが残る発言をするなど、調査に非協力だった両議員は辞職勧告決議も受けています。
それでも平然と議員を続けていることに全市の市民の怒りが大きくなって、2人が選出されている西区と北区でのリコール運動が進んだのです。
●黒瀬議員は市長選前に辞職
運動が高まる中、市長選のために署名収集は中断。その2日後、西区の黒瀬議員から「議員辞職願」が提出されました。しかし、小林議員は居座り続け、北区でのリコール署名は市長選後に再開。総選挙による2度目の中断を経て、23日から今日まで署名収集が続いてきました。本来の署名収集期間は2か月ですが、2つの選挙によって実に4か月を超えたリコール運動は、今日、終結です。
●雨の中でも続く署名
最終日の街頭署名は、まず正午から地下鉄・北花田駅A出入口付近で。何度も署名をお願いした場所なので、ほとんどの方が「もう署名した」とおっしゃいます。それに、あいにくの雨です。にもかかわらず、思いのほか沢山の方々の署名をいただくことができました。
雨が強くなった午後2時からは、中百舌鳥駅北側の屋根の下で実施。請求代表者の岩橋さん、巽さん、山部さんも参加して、リコール街頭署名はここで終わりにしました。