《2017.10.29》
(1938)

※10月28日以前の日記は、前ページに掲載

10月29日(日)雨は夕方まで続きました。南区では、土砂災害に備えて避難準備も発令。

10月24日に発生した、今池水みらいセンター内での下水道破損事故の仮復旧工事は予定どおり進行し、今日完了しました。今夜0時以降は市民への使用自粛要請が解かれるそうです。
連絡を受けて、確認に向かいました。上の写真は陥没現場ですが、福岡市の道路陥没事故でも使用した凝固剤を注入するなどの方法で埋め立てられていました。地面から14mの深さにある下水管から溢れた汚水をここからポンプアップしています。
2番目の写真は陥没地点から少し上流のマンホールで、破損箇所の手前でもポンプアップ。これら2地点で汲み上げた汚水を、地上に設置した2本の鋼管で損傷のない下流マンホールまで(最長240m)送水する迂回路が完成していました。
この仮復旧工事によって、当面は通常の下水道使用が可能になったとのこと。
事故発生後、5日で応急措置ができたのは、たまたま古川下水ポンプ場(堺区神南辺町)の建設工事に携わっていた大林組など共同企業体の作業チームの協力が得られたからだそうです。
工事事務所長・上月健司さんのお話によると、鋼管やジョイント部品などの資材を全国の同社工事現場から調達でき、また、作業チームのメンバーが使命感に燃えて雨天を厭わずに文字通りの突貫工事を行った結果だとか。作業を終えた皆さんにお礼の言葉を述べさせてもらいました。

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