暖かい陽光に誘われて事務所まわりを観察すると、日本桜草の芽がたくさん育ちはじめています。一昨年、栽培家の廣田友重さん(堺区在住)からポット苗をいただき、無造作にプランターや鉢に植えていたもので、冬は枯れたままですが、昨春は花も咲かせてくれました。何の手入れもしていないので今年はどうなるか分かりませんが、昨年同様、まわりの雑草だけは取り除いてやりました。
ついでに、芽の成長が著しいアジサイの枯れ枝を切り、一部は植え替えも試みました。
昨晩深夜、NHKのETV特集「忘却に抗う〜福島原発裁判・原告たちの記録〜」を視ました。原告勝訴の一審判決に国と東電が控訴。人々の闘いと苦しみは続きます。生活基盤を奪われた方々の無念と、何年先までも耐えなければならない困窮を決して忘れまいと、自分に言い聞かせました。
昨年4月、富岡町、浪江町、大熊町などの被災地を訪ね、避難指示が解除されてもまだまだ帰還できそうにない町の様子も見てきました。津波被害の跡も残っていた生々しい記憶を思い起こしながら、午後2時46分に黙祷。
麻生財務相の説明では、「佐川の国会答弁に合わせるため」だったとか。残された記録に基づいて答弁するのが官僚の道のはず。誰がその道を踏み外させかを明らかにすべきです。
堺市では、建築部による「測定結果報告書」の改ざんと、「除去残し」を指摘されたアスベスト除去工事の問題点が、市民の情報公開請求によって明らかになりました。建築都市局長が「不適切だった」と認めざるを得なかった事件の本質を探るため、予算委員会で議論します。
まずは、明日の建設委員会終了後に開かれる建設分科会です。もし明日(13日)中に審議に入るなら、おそらく午後5時〜6時ごろになるでしょう。審議が14日(水)に延びることも考えられ、その場合は午後の開会となるため、3時以後になると予測されます。インターネット中継でご覧いただくことができるので、ご注目ください。
●アスベスト除去残しと資料隠し…予算委員会での議論準備
さて、3月5日の本会議で追及した北部地域整備事務所の煙突アスベスト除去工事について、予算委員会建設分科会でも議論することを通告しました。本会議での議論で、少しは真相に迫ることができました。しかし、一昨年6月のアスベストがれき飛散事件の現場で、またミスを重ねるという事態はなぜ起こったのでしょうか。予算委員会では、市職員のアスベストへの危機意識を問い、堺市のアスベスト対策を万全なものとすることを目指します。