《2018.7.17~18》
(2038)

※7月16日以前の日記は、前ページに掲載

月1727.6℃~34.6℃。毎日新聞によると、3連休で14人が熱中症で死亡。

今朝は、百舌鳥八幡駅前で議会報告。晴天でも太陽は薄い雲で覆われていました。しかし、風がなかったので蒸し暑く、立っているだけで汗が噴き出てきます。議員活動報告を受け取ってくださった方の多くが、顔近くでパタパタと団扇がわりにされていました。

●三井化学の火災原因など調査
午後から、先日の火災の原因などについて調べるため、臨海コンビナートにある三井化学大阪工場を訪問。総務部長の佐藤裕紀さん、安全・環境部長の永山雅規さんらと面談しました。
説明によると、鉄製煙道をガスバーナーで溶断した際、内張のFRP(繊維強化プラスチック)に炎が燃え移ったことが直接原因とのこと。そもそも、可燃性のFRPがあるのにアセチレンガスの炎で焼き切るという工法は、素人が考えても首を傾げるもの。お粗末な火災原因にあきれるばかりですが、三井化学側は「工事の元請監督が工事要領書に基づかず、また、相談もなく(勝手に)工事方法を変更した」と言い訳しています。

6月21日に発生したこの火災では、FRP燃焼に伴う異臭が奈良県天理市付近まで届き、すすによるプールの汚染は新金岡町の大泉学園にまで及びました。このため、堺市内では23の学校園がプールの水の入れ替えなどを行い、高石市でも同様の措置がとられています。また、煙突の外部塗料が熱で剥がれ飛び、浜寺公園町付近の住宅内に飛散して住民に不安を拡大しました。三井化学は「飛散物との接触による害はない」と説明していますが、その分析も社内で行ったもので、客観性がありません。
今日は、火災現場の視察も希望したのですが、復旧工事中で立ち入り禁止だと断られました。説明を受けた研修センターの上階(室内)から遠望することはできたものの、写真撮影も認めません。やむを得ず、工場敷地外から撮った一枚を掲載しましたが、市民を不安に陥れた火災の発生企業として、社会的責任をどこまで果たそうとしているのか、いささか気になるところです。

地下鉄・中百舌鳥駅①②出入口で議会報告。今朝は、昨日のような雲はなく、日差しが遠慮なく降り注ぎます。ただ、①出入口側は隣接するパチンコ店の建物がほぼ終了時まで日陰を作ってくれました。ギャンブル依存症のスピーチしながら、ちょっと複雑な思いです。
事務所に戻って一休みしていると電話でのご相談が入り、北区役所に出向いて調査しました。また、北部地域整備事務所にも立ち寄って、駅前議会報告時に発見した道路損傷か所への対処を依頼。併せて、懸案事項の進行状況も確認しました。
ところで、昨日の三井化学大阪工場訪問の折、説明資料の補足提供を要請していたのですが、早速、消防局を通じて提供がありました。素早い対応です。ちなみに、同社で発生した火災をネット検索すると、昨年7月茂原工場(千葉県)、2013年1月岩国大竹工場(山口県)の火災や爆発事故がヒットします。これらを教訓に、今回は慎重な対応ができなかったのでしょうか。

月1827.7℃~36.1℃。学校行事での児童の熱中症死亡ニュースもあります。

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