《2018.9.10~11》
(2061)

※9月9日以前の日記は、前ページに掲載

月1022.5℃~26.2℃。昨日来の雨が激しくなり、堺市にも大雨・洪水警報が。

堺市は先日、大規模災害発生時のアスベスト調査に関する協定を、市内業者などが設立した「環境計量協議会」との間で締結しました。その経緯などについて気になることがあるので、明日の決算委員会市民人権分科会で質問することにしました。今日は午前中に登庁して、所管する危機管理室からヒアリング。併せて、健康福祉委員会に向けての情報収集にも当たりました。

●浅香山中の「いのちの授業」
堺区の浅香山中学校で、3年生対象の「いのちの授業」が行われ、助産師の中村礼子さんが講演すると聞き、参観させてもらいました。
最初に、「赤ちゃんはどのようにして生まれるか」という話を通して、誰の命も大切だと教えるのですが、骨盤模型などを使う出産の説明はとても分かりやすく、感動的でもありました。
また、精子と卵子の出会い、妊娠に対する責任、避妊方法などを語った後、話はデートDVに移って、「愛は、相手を尊重し合うこと」と教えます。そして、万一望まない妊娠をしてしまったと思ったとき、誰に救いを求めるかも教示。
さらに、「将来、自分の感覚と違う人と出会うことがある」と切り出して、LGBTのことにも言及します。2時間近い講義を聴いて、学習指導要領に縛られ、「性」の問題をきちんと教えていない学校教育を、中村さんに補完していただいていると実感しました。
●決算委市民人権分科会
被災対策に配慮してか各委員の発言が抑制的になったようで、分科会外委員としての私の発言は午後4時過ぎに始まりました。
取り上げたのは、堺市が8月30日に締結した大規模災害発生時のアスベスト調査に関する協定。環境省の「災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル」の記載に基づいたと言いながら、そのマニュアルが示すアスベスト専門団体とは異なる団体との協定締結を急いだのはなぜか。しかも、そのために結成された協定先団体の構成企業にアスベスト専門家がいるかの調査も不十分です。
これらの疑念を指摘しながら、真に適正な協定締結を求めました。

月11久しぶりに雨にない日。21.1℃~29.3℃で、昼間の気温は上がりました。

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