猛烈な強風と長時間の停電という災害を実際に体験し、「避難」に供えて非常持出袋を改めると、どの品も、賞味期限が切れてから10年近いものばかりでした。もっとも、この際にと試食してみたら、缶詰のカンパンは期限切れでもすこぶる美味です。それにしても、ロウソクはひん曲がっており、子どもが小さかった頃の「おんぶひも」まで入れたままの袋もありました。
幸いにして小被害だった今回の被災を通じて、非常時に持ち出す物の日頃からの点検が必要なことを痛感しました。また、停電体験からは、電気を使わないダイヤル式電話機を併用する必要性を実感し、倉庫の中を探しています。それにしても、天気予報によって備えることができる台風に比べ、いきなり襲った北海道の地震の被害の大きさに心が痛みます。
昨日の日記について、妻からクレームがありました。賞味期限切れは私が見た非常持出袋だけで、期限内のものもきちんと備えているそうです。まあしかし、古いものは早く処分する方がいいのでしょう。
台風で我が家の倉庫の屋根に倒れているシュロの木。隣家が本宅などの被災対応に追われておられるので、当方で撤去させてもらうことにしました。朝から、雨の止み間に作業。まず、葉の付いた枝を切除。午後、林業作業に手慣れている息子の友人が京都からやって来て、幹を処理してくれました。切り株を並べて測ってみたら、木の長さ(高さ)は6.4mです。幹の周りは上部が108㎝と太いのに、下部はわずか33㎝。地上20~75㎝の部分で斜めに折れていました。
なお、今日は午前中に登庁して、健康福祉委員会(14日=金)の議論に備えて市当局と協議。決算委員会市民人権分科会(11日=火)での分科会外委員質問も通告しました。また、夜は事務所で法律相談。2人の相談者が来訪されました。