堺市長選を闘った「市民1000人委員会」の「市長選挙・振り返りのつどい」に参加。サンスクエア堺の会場は、予測の1.5倍(およそ150人)の参加者で溢れそうなほどでした。
各区や各パートの担当者からの報告の後、18グループに分かれて意見交換。まとめの報告では、どのグループも真っ先に、「野村候補が素晴らしかった」「候補者の話が分かりやすかった」などの声が上がりました。その野村候補も出席して挨拶。
今日の会合で、同候補の選挙が幅広い市民層によって支えられていることが見えてきました。いわば、市民運動が「大阪維新の会」という組織政党に挑んだ選挙だったとも言えそうです。後半の激しい追い上げで接戦に持ち込めたこの運動を「今後も継続したい」ということも、各グループ共通のまとめでした。
●沖縄慰霊の日・・・共に悲しみ、共に平和を誓いたい!
さて、今日は沖縄慰霊の日。戦場となり、20万人の戦没者のうち民間人が9万4千人。敗戦後27年も米軍統治下で暮らし、現在も70%以上の米軍基地が置かれる沖縄県の人々の思いに少しは心を寄せたいと思います。昨年の戦没者追悼式では中学校3年生の平和の詩「生きる」に多くの人々が感動。今年は小学校6年生・山内玲奈さんが「本当の幸せ」を朗読しました。
青くきれいな海/この海は/どんな景色を見たのだろうか/爆弾が何発も打ちこまれ/ほのおで包まれた町/そんな沖縄を見たのではないだろうか
緑あふれる大地/この大地は/どんな声を聞いたのだろうか/けたたましい爆音/泣き叫ぶ幼子/兵士の声や銃声が入り乱れた戦場/そんな沖縄を聞いたのだろうか
青く澄みわたる空/この空は/どんなことを思ったのだろうか/緑が消え町が消え希望の光を失った島/体が震え心も震えた/いくつもの尊い命が奪われたことを知り/そんな沖縄に涙したのだろうか
平成時代/私はこの世に生まれた/青くきれいな海/緑あふれる大地/青く澄みわたる空しか知らない私/海や大地や空が七十四年前/何を見て/何を聞き/何を思ったのか/知らない世代が増えている/体験したことはなくとも/戦争の悲さんさを/決して繰り返してはいけないことを/伝え継いでいくことは/今に生きる私たちの使命だ/二度と悲しい涙を流さないために/この島がこの国がこの世界が/幸せであるようにお金持ちになることや/有名になることが/幸せではない/家族と友達と笑い合える毎日こそ
が/本当の幸せだ/未来に夢を持つことこそが/最高の幸せだ「命(ぬち)どぅ宝」/生きているから笑い合える/生きているから未来がある
令和時代/明日への希望を願う新しい時代が始まった/この幸せをいつまでも