《2019.8.24~25》
(2204)

※8月23日以前の日記は、前ページに掲載

月24日(土23.0℃~29.0℃。やっと熱帯夜を免れた昨夜はエアコンなしで眠れました。

午後、吹田市歴史文化まちづくりセンター「花屋敷」へ。今日、ここで催された「平和学習~俳人が語る戦争の記憶」に参加するためです。講師の木割大雄さん(俳人)とは、1993年に発生した尼崎市議会の空出張事件について、神戸新聞の対談企画で初めてお目にかかって以来のお付き合い。人の心を引きつける活動家で、最近は小中学校をまわって俳句講座も開いておられ、会場には子どもたちの生き生きとした句が飾られていました。

自治体学会の2日目。9時30分から開かれた総会に出席し、10時30分からは第1分科会に参加。地元企画のこの分科会では、「連携・協働と簡単に言うけれど!~高齢化する親睦ニュータウンを中心に専門家からの発信~」について、堺市職員、連合自治会役員、小学校教諭、建築家、企業経営者などがそれぞれの取り組みを報告。区民評議会などに関わった大学教員も発言しました。「アクティブ・シニア」という言葉が輝いて聞こえましたが、それ故の苦労話がたくさん語られていたようです。

午後は、第6分科会に参加。「沖縄・辺野古と日本の地方自治~憲法保障の視点から考える」と題するシンポジウムで、沖縄県知事公室の基地対策統括監・金城典和さんや那覇市議の前泊美紀さんが現地の様子を報告。「復帰っ子」だという前泊さんは、沖縄の若い世代の間で起こっている全国地方議会での意見書採択を求める運動などを紹介。また、福岡市職員だった吉村慎一さんは、「本土で基地を引き取ろう」という市民運動について、明治大学教授の大津浩さんは憲法学者として憲法における地方自治保障の観点から、「沖縄の地方自治問題は日本の国民主権の『質』を問い直す」と強調しました。

月25日(日)23.0℃~29.5℃。未明まで不安定な天気が続きましたが、涼しい夜でした。

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