十三の第七芸術劇場で上映中の映画「米軍が最も恐れた男『カメジロー』不屈の生涯」を見ました。米軍治世下の沖縄で、まさに「不屈」の闘いを貫いた瀬長亀次郎の資料を展示している「不屈館」を7月に訪ねた折、館長の内村千尋さん(亀次郎の次女)から案内され、上演を楽しみにしていたものです。初日だった昨日、開演20分前に行ったらもう満席で「立見券」しかなかったため、今日の午前中に改めて出直しました。衆院沖縄北方特別委員会での佐藤栄作首相との論戦(1971年)は興味深く、現安倍首相が見せる不誠実極まりない答弁とその大叔父の人間味を、ついつい比べてしまいました。
午後、堺に戻り、11日の決算委員会分科会での議論に備え、学校図書館司書をしている方々から勤務の実情などについてのお話を聞きました。
なお、ネット中継をご覧いただいたら、私の発言中に何度か大阪維新の会の議員席からヤジが飛び、私がそれに応酬する場面があることもご理解いただけます。お見苦しくて申し訳ありませんが、維新議員の中には、いつも私の発言に過敏に反応する人たちが何人かいるのです。
また、ヤジをもらったのは、特別職や議員の旅費改革について市長が「長谷川議員が議会をまとめてください」と言ったことに反論し、「まとめる責任は議長(維新の会)にある」と私が指摘した際です。地方自治法104条は、議長の役割を「議会の事務を統理し、議会を代表する」と定めており、議長に議会の意思をまとめる責任や権限があることは歴然としています。
ヤジ議員は、市長を擁護したつもりで「言い出しべえの長谷川がやれ」というのですが、まったくの筋違い。地方自治法への無知と、自分たちが市長施策の実現をサポートする「与党議員」であるとの自覚さえしていない状況をはしなくも露呈させました。まあ、それは市長も同様です。旅費改革の断行にあたって身内に頼ることができないのは、まさかとは思いますが維新議員が「身を切る改革」に抵抗しているからなんでしょうか。これまで彼らは、私が3年前から支給旅費の一部の受け取りを拒否して改革提案をしていることに一切耳を貸しませんでした。そして、宿泊料や日当の余ったお金で夜の飲み放題宴会に参加(あるいは委員長として主催)し、それでも余ったお金をポケットに入れてきました。