10時からの議会運営委員会が比較的早く終了したので、南区の三原台中学校に赴いて、「日本語教育」の授業を参観させてもらいました。11月10日の市政報告会の際に参加された方から問題提起があって、堺市の学校での日本語教育の実状を調べてみようと思ったからです。
同校には現在、中国語を母語とする生徒が24人在籍。加配教員による「日本語指導教室」が設けられています。参観した授業を受けていたY君は、今年2月に来日して同校2年生に編入。3年生になって、高校進学も目指しているそうです。日本語の難しさを改めて認識しました。
●永藤市長が旅費条例改正を提案へ
ところで今朝、議会運営委員会に出席するために登庁したら、控室の机上に追加議案書が置かれていました。「堺市職員の旅費に関する条例」を改正するための議案で、市長、副市長、教育長などの特別職に支給する旅費の宿泊料を一般職員と同様に「要した額」(実際に支払った宿泊料)に変更するという内容です。改正されたら、議員の旅費は「堺市議会議員の議員報酬等に関する条例」で市長らの「例による」と定められているため、連動して「実費支給」となります。
26日の議運での激論がどのようにまとめられたかの説明はありませんでしたが、とにもかくにも永藤市長自身が「前議会で言明したことを翻すことはできない」と判断したのでしょう。議案は大綱質疑の3日目本会議(12月9日)に上程されます。また、今日の議運で当該議案への「質疑」を通告した会派はなく、総務財政委員会に付託後、おそらく全会一致での可決が見込まれます。
なお、改正条例の施行期日は、「公布の日から施行する」とされています。所管する人事部に確認すると、議決後、「中2日」を置いて公布するのが慣行だそうです。12月20日の最終本会議で議決された場合、休業日(21日(土)・22日(日))が挟まるため、「12月25日公布・施行」となるとの説明でした。
●大綱質疑は12月6日(金)10時~、南部丘陵問題を議論
さて、今日の議運では、大綱質疑の順番も決まりました。私は2日目(12月6日)のトップバッターですから10時開会直後の登壇となります。テーマは、「南部丘陵における特別緑地保全地区指定の方向と開発計画の動向」とするつもりです。
大泉緑地の頭泉池で泳ぐカモたちの数が増えています。いったいどれほどの距離の所から渡来しているのでしょうか。大半はマガモのようですが、全身が黒くて嘴と額の白い2羽の水鳥(オオバン?)も見つけました。
午前中、少し残っていた「議員活動報告」を自転車に積み、未配布の集合住宅をまわりました。配布部数は371部。午後は、産業振興センターで開かれた「市政を刷新し清潔な堺市政を取り戻す市民1000人委員会」の事務局会議に参加。11月定例会で焦点となる課題や永藤市政の半年間をチェック。皆さんがよく調べられており、鋭い指摘に色々と教えられました。