午前中、八下校区まちづくり協議会が主催する「北八下歴史講演会」に参加。
松原市文化財保護審議会委員の西田孝司さんが「河内の国と北八下」と題して、享保20年(1735)、明治18年(1885)、大正元年(1912)年の古地図を紹介しながら講演。また、元長尾中学校長の巽正憲さん(中村町出身)は、「ふるさと北八下の歴史とみりょく」をテーマに、この地域が長尾街道と竹之内街道の中間に位置すること、河内木綿の産地で、ため池の多い地域だったことなど、興味深い歴史の話をされました。
なお、講演前に北八下幼稚園児が「やしモンダンス」を披露。講演後のアトラクションでは、八下中学校生徒が英語スピーチを交えた寸劇を演じ、北八下小学校児童の合唱もあって、それぞれの保護者や地域の方々が楽しめる催しでした。
今日の事務所は、選挙以来の賑やかさ。年末発送作業のために来て下さったボランティアの方々が8人。スタッフ3人も加わって、作業はぐんぐんはかどったようです。お陰様で、どうやら明日で作業は完了できる見込みです。
●竹山前市長から、「1月30日に出頭希望」と連絡
さて今日午前中、「竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会」が証人としての出頭を求めていた前市長の代理人弁護士から、「回答書」のファックスが送られてきたようです。
同文書によると、前市長が「出頭」の意向を明らかにし、出頭日は「1月30日」を希望すること、また「補佐人」の同伴も希望すると記されています。ただし、百条委員会が提出を求めた資料については、竹山氏及び関係政治団体等の会計責任者(竹山氏の妻と次女)の代理人としても、「提出することを拒否」する旨の意向を示しました。
●代理人弁護士による百条委員会への枠決め
送信された文書を読むと、まず、百条委員会の権限が「当該普通地方公共団体の事務に関する調査」に限定されることが強調されています。また、堺市選挙管理委員会が選挙運動の収支報告書の提出を受けるので「堺市の事務」に当たるが、選管の調査権限は収支の中身(実態)までは及ばないから、百条委の調査権も形式的な調査に限定されるとの見解です。
さらに、資料提出を拒否する理由も、政治団体の収支報告書は府選管の事務であって堺市選管の事務と無関係であること、選対組織図や構成員名簿は掲載されている個人の「憲法上の権利を侵害する」としています。
●百条委員会としての対応は、明日の委員協議や委員会で
竹山氏が、証人としての出頭意向を示したことは評価できます。ただ、上記のような代理人弁護士の見解からすると、市民が期待している真相解明に関して、どれほどの協力を得られのか疑問も湧いてきます。明日、午前10時から百条委の委員協議。午後2時から委員会です。