《2020.3.10~12》
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※3月9日以前の日記は、前ページに掲載

朝から登庁して、予算委員会の総括質疑と討論のために資料収集。また、質問を通告した消防局、議会事務局からヒアリングしました。その結果、議会事務局への質問は取り止めです。
なお、午後2時46分、市役所庁内放送の呼びかけに応えて控室で黙祷。地震、津波災害に加え、原発事故の避難者が、9年経っても4万7千人を超える現実に思いを致しました。

月11日(水)11.5℃~15.5℃。9年前は、もっと寒い日だったと、記憶がよみがえります。
月10日(火)午後、2時間ほどの晴れ間がありましたが終日の雨です。12.5℃~19.0℃
月12日(木)終日快晴で、明るい陽光が「春」を実感させてくれます。5.0℃~14.5℃

予算委員会の総括質疑で議論したのは、大綱質疑でも取り上げた消防デジタル無線の納入に関する談合事件です。2017年に公正取引委員会が談合各社に課徴金を課して判明。その案件のうち3件は堺市が富士通㈱と契約したもので、入札時の議案書などを調べると、競合した㈱富士通ゼネラルを僅かに上回る金額で富士通が落札しています。
ところが、富士通から納入された無線機器は富士通ゼネラルの製品でした。また、その後の保守業務などについて富士通から富士通ゼネラルへの再委託申請書が提出されています。両社は関連会社です。談合事件の陰で不透明な入札が行われたことが窺え、堺市は両社など関係6社への損害賠償訴訟を起こすことを今議会に提案しています。
私の指摘を受けて、消防局長が「提訴により、本市が被った不利益を証明し、損害賠償金と遅延損害金を受け取りたい。また、その中で入札両社の不透明なからくりについても、同様な形で契約した他都市とも連携して全力で解明したい」ときっぱりした口調で答弁。そこで、市長に「消防局長の決意をぜひ応援しやってほしい」と要請して、質疑を締めくくりました。

朝10時からの予算委員会理事会には各会派の代表も参加。12日(木)の総括質疑の発言時間を半分にし、一日で終えることを確認しました。また、13日(金)に討論、採決を行うことも決定。私の総括質疑は6分で12日の最後に、また、討論は13日のトップバッターとなりました。

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