《2020.9.25》
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※9月24日以前の日記は、前ページに掲載

決算委員会での体罰問題に関する議論の様子を伝える記事が、毎日新聞(2020.9.23)大阪版に掲載されました。この記事では2012年~19年度に発生した体罰35件について、半数近くが保護者からの連絡で判明したと報じられています。体罰問題については2013年の予算委員会でも議論しており、その折には2007年~11年度に発生した体罰事案を検証しました。今回は2012年以後の体罰事例の検証を試みたましたが、こんな検証は今回限りで終えることができたらうれしいのですが・・・。
■健康福祉委員会つづき=石綿検診
さて、健康福祉委員会では、昨日の日記で報告した議論に続いてアスベスト健康被害者に対する検診について質しました。堺市では、40年以上前に盛んだった麻袋加工業に起因する健康被害が発生していることが、2014年4月、被害者自身の記者会見で明らかになりました。
被害者の要望を受けた堺市は、国(環境省)の制度による石綿(アスベスト)検診を実施し、判明した被害者への対応を行うと同時に、新たな被害者の発掘にも努めています。
今年はこの検診制度が新たになり、CT撮影が実施されない場合の見落としを懸念する声が、被害者やずっと被害者に寄り添っている古川和子さん(中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会)などから届いています。その声を受け止め、環境省への働きかけを行うことを求めました。
■健康福祉委員会つづき=膠原病陳情
最後に、全国膠原病友の会大阪支部から提出されている「陳情」について議論。堺市立総合医療センターに開設されている「リュウマチ膠原病内科」が、常勤医4人の退職によって今年4月から縮小され、多くの患者さんが不安を抱いています。そこで、「リュウマチ膠原病内科の再開を強く望みます」との陳情が出されました。
ところが、これに対する市当局の回答は「再開」にはストレートに答えていません。そんな回答姿勢は誤りではないかと指摘。また、陳情者の意向を正確に総合医療センターに伝え、再開への格段の努力を促すように求めました。

9月25日(金)21.0℃~22.5℃。昨夜来に雨が夕方まで。気温も下がり、長袖シャツに。

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