午前中に市民相談。相談者は目と耳が不自由な方で、今年初め、他県の盲養護老人ホームに入所されました。自宅は堺市内に残したまま、しばらく行き来しながら家財の片付けなどをする算段をしておられたのに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って外出が叶わなくなったそうです。やむなく、一時的に退所されたということでしたが、新たな感染拡大に向かう時期だけに心配です。ここにも安住場所を失ったコロナ被害者がいることを痛感しながら、ご相談に対応しました。
▼事務所横の花壇で、ドウダンツツジがひっそりと紅葉姿を見せています。
10時半から、百条委員会の委員協議。11時から委員会を開会し、12時15分まで堺市選挙管理委員会に対する質疑を行いました。また、午後1時15分~3時の間、竹山前市長と市長選の出納責任者が行った記録提出拒否と証人出頭拒否について、正当性の存否の審議。
計14件の記録提出拒否案件のうち、「6件=正当性なし」と「2件(大阪地検が押収中のもの)=正当性あり」は全会一致の議決となりました。
また、維新の会は上記2件以外の全件を「正当性なし」と主張したのですが、選対組織図や構成員名簿に関しては維新以外が「正当性」を認めて可決。残り5件は維新・公明が「正当性なし」、その他は「正当性あり」と表明。維新委員の1人が欠席のため可否同数となって、委員長裁決で「正当性」を否決。出頭拒否の3件については、全会一致で「正当性なし」と議決しました。
なお、私の判断基準は、①竹山氏や出納責任者が「百条委員会の権限外」と主張して拒否した案件はすべて「正当性なし」、②法令上の保管義務があるのに「手元にない」などとしたものは「正当性なし」、③「ない」との理由で拒否したもののうち、存在を明確に推察できるものは「正当性なし」とし、そのような推察ができないものは「正当性あり」としました。
中百舌鳥駅の北側(地下鉄⑧出入口など)で、議会報告。10月7日の新金岡駅①出入口を皮切りに計14か所で行った駅前議会報告を終えました。この期間中に、大阪市の住民投票やアメリカ大統領選挙があって、それぞれスピーチの話題としました。今また、新型コロナウイルスの感染拡大期を迎えており、今日のスピーチにはそのことを盛り込みました。吉村知事は「第3波がきた」と語っていますが、たしか、8月4日に松井市長と並んで行った記者会見で「ウソのようなホントの話だ」と前置きして、「ポビドンヨードのうがい薬をすることで、このコロナにある意味、打ち勝てるんではないかとすら思っている」とおっしゃっていたのではなかったでしょうか。
さて、今朝もボランティのお一人が体調不良で休まれたため、私もピンマイクを胸に付けて話しながら「議員活動報告」をお渡ししました。何人もの方々が両手を差し出して受け取って下さったり、小声で「応援してます」との激励をいただきました。ボランティアメンバーにも、「他の議員は選挙のときだけ。長谷川さんは普段も熱心なので感心している」とのお声がかかったそうです。