■昨日、最終本会議でのハプニング
さて、昨日の日記に書き残した「信じがたいハプニング」は、議会の最終局面で議題となった「要望決議」で起こりました。「議会費の削減財源をコロナ対策に関する堺市の独自政策に充当してほしい」との要望内容で、議案提出者は公明党、自民党、堺創志会の全議員と長谷川です。
ところが、議長が「賛成の議員の起立を求めます」と宣して採決を行った際、提出者の1人が座ったままでした。どうやら睡魔に襲われていた模様ですが、議案を提出した本人が「反対」するという珍事が起こったわけです。もっとも、当該の要望決議には共産党も賛成しており、可決という結果には影響を与えていません。
午前中、毎年この時期に開催されるカバンメーカーのセール会場へ。昨年は1回目の緊急事態宣言を前に中止され、一昨年は市議選の真っ最中で不参加。3年ぶりです。元市職員だったTさんが同社幹部に転職して招待したからか、何人もの職員OBや現役職員と出会います。
●アスベスト講演会で堺市職員に「感謝状」
午後は、ベルランド総合病院のAFIホールで開かれた講演会「みんなで考えるアスベスト疾患」に参加。主催したのは、アスベスト疾患・患者と家族の会堺対策チーム。
リーダーの古川和子さんや熊取絹代さんに対して、講師の長松康子さん(聖路加国際大学准教授)が「住民が自らアスベスト問題に取り組んでいる」と讃えました。また、同チームの活動に応えて石綿健康被害に取り組んでいる堺市健康部に対する「感謝状」をスクリーンに映し、参加していた3人の職員の名を挙げて、出席者に拍手を呼びかけました。職員たちも驚いたことでしょう。
他に、永倉冬史さん(中皮腫・じん肺・アスベストセンター事務局長)、野崎朋未さん(映像ディレクター)、岡部和倫さん(ベルランド総合病院呼吸器腫瘍外科部長)が講演。野崎さんは古川さんからの手紙も公開。古川さんの活動原点が会場に伝わりました。