今日発表された大阪府のコロナ新規感染者数は、1260人。4月21日の1242人を上回って過去最多を更新しました。堺市は105人でしたが、市長の記者会見時には判明しておらず、会見で示した資料(上図)は昨日までの数字です。いずれにせよ、第4波は第3波よりも格段に大きく、重症者や感染経路不明者の急増が医療逼迫をもたらせていることが歴然としています。
●ワクチン接種の予約受付をめぐる課題
昨日の日記に書いたように、堺市が75歳以上の高齢者を対象に5月1日~16日に実施する集団接種会場でのワクチン接種は約9000人(対象者の6.5%)です。そのうち、インターネット予約(約4500人)は受付初日の11時に定員到達。電話予約は、初日に約2000人、2日目(昨日)5時半までに約2500人の受付が完了したそうです。私自身が体験したように、コールセンターの電話は繰り返してかけてもなかなかつながりません。対応体制を30人増(90人→120人)するとのことですが、まだ不十分に思えてなりません。また、「市役所で受け付けてもらえる」と誤解して窓口を訪ねた市民もあったようで、そのことに関するPRも必要です。
●今後の接種スケジュール
なお、次のワクチン接種は65歳以上を対象とする集団接種(各区1会場)で、5月10日~23日に実施されます。約7000人分を予定しており、予約受付=5月1日~、コールセンターです。
また、市内医療機関(約300か所)でのワクチン接種の受付は、75歳以上=5月10日~、65歳以上=5月17日~の予定が組まれており、予約受付はそれぞれの医療機関です。
ちなみに堺市は、「ワクチンは、高齢者の皆さんに十分に行きわたる量が供給されます。焦らずに安心してお待ちください」と呼びかけています。