２月定例会に提出された市立幼稚園の廃園議案をめぐって、元園長先生たちが熱心なロビー活動を展開されました。その後も、市教委が設置した「幼児教育センター」への協力など、かつての経験を活かして積極的な活動に取り組んでおられます。緊急事態宣言の発出などを踏まえての活動についてお問い合わせがあったので、午前中に登庁して市教委から状況説明を受けました。その結果をお伝えしたところ、園長先生たちは納得していただけた模様です。
さて、大阪府の今日の新規感染者数は１０４３人（堺市は８３人）。依然として１千人を超える危機的事態が続いています。医療体制の逼迫は深刻で、堺市立総合医療センターも、コロナ患者（特に重症患者）の急増に伴って緊急的に重症病床の確保が必要な状況となったため、三次救急および二次救急患者の受入れを一時停止することになったとの連絡を受けました。

堺市長が昨日の記者会見で示した資料「重症事例」によると、３月１１日以降の重症者４７人中では５０歳代以下が４２％となり、３０歳代の人もいます。それ以前（昨年１０月５日～３月１０日）の７６人中では１６％だったのに、驚くべき激増ぶり。変異ウイルスの影響でしょうか。
大阪府の新規感染者数は１１７２人。死亡された方は４４人で、過去最多。１月２３日の２３人を大きく上回り、昨日より３０人も増えています。また、「４４人」は都道府県別の死者数でも過去最多で、大阪の医療体制の危機を示すものです。なお、堺市の新規感染者数は１０２人でした。