《2024.2.8》
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2月8日(木)昨日までの不順な天候と打って変わって、今日は快晴。絶好の梅日和した。
昨年12月、和歌山県みなべ町で農業を営む山本康雄さん夫妻が来訪の際、「来春の開花時にぜひ来てほしい」とお誘いを受けていたので、今日、出かけました。事務所から、美原南ICを経由して阪和道みなべICまで1時間40分でした。IC前のコンビニでご夫妻と落ち合い、まず向かったのは康雄さんの母・博子さんが入所されている施設。私たちが50年以上前に知り合った康男さんの父・矩男さんが急逝された後、康雄さんの成長まで山本農園を支えてきた博子さんは、10年ほど前から認知症を患われていると聞いていました。今日の面会時も私たちを認識するのは困難な様子でしたが、約20年ぶりにお目にかかれてよかったと思っています。

●紀州備長炭振興会を見学
その後、康雄さんにみなべ町北部の山間部にある梅林を案内してもらいました。また、「みなべ町立紀州備長炭振興館」も見学。隣接する南部川村森林組合に勤務する松本貢さんから、同町における紀州備長炭産業の歴史や現況、製造工程などについて詳細な説明を受けました。
●南部梅林では猿回しも
みなべ海岸近くで昼食後、山本家を訪問。隣接する南部梅林を歩きました。「一目百万、香り十里」をキャッチフレーズにする梅林には、平日ながら多くの観光客が訪れており、日本の伝統芸能・猿回しも演じられていました。
康雄さんの話によると、今年は開花が例年より2週間ほど早く、蜂が飛び交う季節とずれているため、実りが悪いのではないかとのこと。梅林の向こうに見える菜の花畑は山本農園の土地で、無農薬栽培のために自然に発芽して美しい景色を演出しているのだそうです。
なお夜は、康雄さん夫妻に弟さんと妹さんを加え、田辺市内の料理店で歓談。ご馳走になりました。

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