午前10時に開会した最終本会議は、市立男女共同参画センターに関する3月21日の大阪地裁判決をめぐる3人の議員の緊急質問が午後まで続きました。また、予定日程を終えたところで市長から「再議書」が提出され、会議時間を延長。閉会は、午後6時半となりました。
市長が「再議権」を行使すると、「アスマイル」関係経費を減額した予算修正の議決がなかったことになります。また、再度の議決には出席議員の3分の2以上の賛成が必要となるのですが、採決の結果は「賛成28、反対18」。賛成者は出席している46人の3分の2(31人)に達せず、「否決」されました。ちなみに、反対したのは、大阪維新の会議員16人と、かつて同会派に属していた議員2人です。
この後、改めて予算原案の採決が行われたのですが、そこでまた修正議決をすると、再々議が行われ、無限ループに陥ることが目に見えています。そこで、公明、自民、創志会の3会派が「苦渋の選択」と表明して「原案賛成」に立場を転じ、来年度予算が成立しました。ただ、私は、再議で否決された「修正案」への賛成者としての筋を通させてもらい、「原案」には反対の立場を表明しました。
午後、印刷所に立ち寄って「議員活動報告」№103の最終校正を済ませて登庁。昨日、市民から届いた便りの内容などを関係職員に伝達しました。
また、「アスベスト患者と家族の会・連絡会」の皆さんが市長宛の要請書を提出し、その後、環境局、市教委、上下水道局のアスベスト対応職員と懇談される場に同席。アスベスト疾患に苦しむ被害者の方々の切実なお話を伺いました。