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《2026.3.20》
3月20日(金)今日はすっきり晴れました。ご近所のサクランボが満開。3.5℃~14.0℃。

昨日の日記に市長答弁を真っ先に掲載したのは、大綱質疑の際のアスベスト(石綿)に対する永藤市長の強い姿勢が再び確認されたからです。
健康福祉委員会の議論では、まず、「石綿健康被害と何か」「被害者が抱える困難性への認識」を市当局に問いました。
そして、2014年に大きく報道された市内の麻袋再生業に由来する石綿被害に言及。このときに古川和子さんらが堺市に要請して実施に至ったアスベスト検診、その後の「健康手帳」の作成、さらに検診広報の提携などを紹介。検診の受診者や手帳交付が年々増加していることも確認しました。
市当局の答弁によると、市の相談窓口に来られた健康被害者を古川さんに紹介し、支援を受ける受けるに至った事案も複数あったようです。
古川さんの石綿被害者支援は、2005年に明らかになり、工場周辺住民三百数十人に被害が及んだ「クボタショック」でもその力が発揮されていたことを紹介しました。当時の状況を伝えるレポートによると、クボタ側が最初に見舞金を支払った3人の住民の方は古川さんの調査活動によって被害の因果関係などが明らかになったのです。
何年か前、尼崎市役所を訪問してアスベスト対策の調査を行った際、同市の職員に「えっ!古川さんって尼崎市民でなかったのですか」と驚かれたことがありました。最近の6年間に古川さんが支援に携わった112件のうち、77件が堺市の住民です。提供を受けた支援記録によると、府内はもとより、和歌山、滋賀、熊本、鹿児島まで活動範囲が及んでいます。
「公的支援態勢」の必要性は古川さんの願いでもあります。「ギアを上げて取り組んでほしい」との提案に、議論を聞いていた市長も同感してくれたのです。今後の担当部局の対応に期待したいと思っています。人事異動の季節ですが。

※3月19日以前の日記は前ページに掲載